艦隊これくしょん-艦これ- 今宵もサルーテ! (1) (角川Cエース)
- KADOKAWA (2019年7月10日発売)


- 本 ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041082270
作品紹介・あらすじ
ガンビア・ベイ、コマンダン・テスト、タシュケントの三人は、かつて鎮守府内で大人気だった【伝説のバー】の再興を目指す。艦娘+洋酒のマリアージュによる新感覚「艦これ」コミカライズ、OPEN♪
感想・レビュー・書評
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かわいくておしゃれな絵師さんによる艦これコミカライズ。
戦闘よりも謎ときと食べ物、お酒がメイン。
出てくるキャラ全般がレア度が高くて新規向けではない気がする。
アーさまがとても凛々しい美人なので続きが楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
艦これのゲームはもう数年近くプレイしているけど、書籍を読むのはこれが初めて。……初めての書籍版だと言うのに戦闘要素のある作品じゃないのかと自分でも突っ込みたくなるけど
本作は海外艦のメンツを中心に描きつつ、お酒についてのエトセトラを描いている。
特徴的なのは主役となるタシュケント、コマンダン・テスト、ガンビア・ベイがバーでお酒を提供するという筋書きなのに、三人共カクテルなどの作り方は知らないし、自分の国以外の酒についての造詣が浅いこと。だからタシュケント達がこの世にはどのようなお酒が有るのかどのような楽しみ方が有るのかを探求しつつも、同時並行的にお客にどのようなお酒を飲んで貰いたいかを試行錯誤していく内容になっている
更に実在のお酒を作中で使っていることに加え、許可元の人にお酒の紹介文を書いて貰っていることで、艦これの漫画でありつつもお酒モノとして本格風味となっている点は豪華
艦これって序盤こそ日本の軍艦を元ネタとしたキャラクターばかりだったけど、キャラが増え海外艦が増えたことで国際色豊かな作品になった。それがこのような作品が生まれる下地となったと思うと感慨深い。ロシア、フランス、アメリカ出身のキャラがそれぞれお酒を持ち寄って語り合うわけだから世界のお酒に興味を持っている人にとってはたまらない内容だろうね
また、単純に艦これが好きな人にとってはタシュケント達が可愛らしく縦横無尽に動き回る様子だけでも嬉しい所。メイン3人を支える他の海外感だって可愛かったり美人さんだったり豪華なメンツでばかりだからねぇ
後、素面で美人なポーラが描かれたのってちょっと貴重な気がする
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