作品紹介・あらすじ
「火の男」と一登の行方を捜す新たな方法として、千里は接触してきた刑事・若園と組むことを考え始める。素性を怪しむ恵南に対し、若園は自らが千里・恵南と同じもみじ園に出自を持つことを明らかにする。
だが、若園が接触してきた一番の理由は千里の手助けをすることでも、刑事としての本分からでもなかった。奴の目的…それは、千里と同じく「火の男」を見つけ出し、その手で殺すことだった…!!
感想・レビュー・書評
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若園の正体は千里らと同じく児童養護施設出身で「火の男」を追うもう一人の復讐者。どちらが先に目標に辿り着くのか気になるところだが、当の「火の男」はというと千里母の不倫相手?祖父母は何かしら事情を知っているようだけど、一登の方は「火の男」と本当の親子?のように接している様子。ただ千里へはメッセージを送ってるようだしその本心はまだ分からない。真実は何だ?
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「火の男」と一登の行方を捜す新たな方法として、千里は接触してきた刑事・若園と組むことを考え始める。素性を怪しむ恵南に対し、若園は自らが千里・恵南と同じもみじ園に出自を持つことを明らかにする。だが、若園が接触してきた一番の理由は千里の手助けをすることでも、刑事としての本分からでもなかった。奴の目的…それは、千里と同じく「火の男」を見つけ出し、その手で殺すことだった…!!(Amazon紹介より)
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一登の行方を探す手段として接触してきた刑事・若園と手を組む事を考え始めた千里… はぁ、なんか色々分かったようで結局分からない状況の中、「火の男」と一登の姿が出たけど… 千里たちと「火の男」との接点というか関係が、単純に私が思い浮かべるようなものなのか、それとも…。とりあえず、1巻からもう一度復習しよう。
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著者プロフィール
北海道出身、千葉県在住。第40回「手塚賞」佳作。第41回「手塚賞」準入選。1995年「アフタヌーン四季賞 春のコンテスト」準入選。代表作は『カミヤドリ』(角川書店刊)、『鬼燈の島』、『魍魎のゆりかご』(スクエア・エニックス刊)など。
「2022年 『夢で見たあの子のために (11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」
三部けいの作品