悪役令嬢? いいえ、極悪令嬢ですわ (1) (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA (2019年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041082713
作品紹介・あらすじ
陰で“極悪令嬢”と恐れられる侯爵令嬢・ローザリア。レスティリア学園に通う王弟・レンヴィルドと騎士カディオとの仲が深まると、私が「正ヒロイン」だと名乗る少女が現れて……実はこの世界は“乙女ゲーム”で彼らは転生者だった!?
そんな設定つゆ知らずなローザリアは、攻略対象を次々と籠絡していき?
「これだけの非道を、ただの役柄で演じられるとお思い? 正真正銘、極悪令嬢ですわ」WEB発・最強の悪役令嬢、爆誕!
感想・レビュー・書評
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表紙絵は良くないなあ。主人公のローザリアは、なかなかの人物として描かれている、それに合わない。主人公は転生者ではないが、薔薇姫というとんでもない悪名を負っているうえに、転生者のヒロインに翻弄される。とはいいつつ、自分の人生を生きると決心してからは、なかなか強かに行動していて、胸がすく感じがしていいね。悪辣ヒロインが最後にあっさり改心しちゃうのは、ちょっと肩透かしだけどね。
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薔薇姫、極悪令嬢と呼ばれているローザリア。仕方がないと諦めていたローザリアが、諦めるのを辞めてからが楽しい。自分の状況をしっかり判断できて、環境を自力で変えることができることに驚かされる。今まで関わりのなかった同年代の人たちと、楽しそうにしているのも嬉しくなるし。まだまだ困難はありそうだけど、周りの助けも借りつつ、「自分で」なんとかしそう。
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楽しめる悪役令嬢ものでした。
コミカライズされたそうですが、続編あるなら読みたい。 -
2巻まで読了。20.2.15
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いわゆる悪役令嬢なんだけど、自身が転生者じゃないので普通にしているローザリアが良かったです。恋愛要素は薄めですが、変に逆ハにならないのも新鮮でした。