007 逆襲のトリガー (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041082867

作品紹介・あらすじ

ゴールドフィンガー事件の後、ボンドは任務先でロケット開発に対するソ連の妨害行為を察知。スメルシュと接触する韓国人実業家のシンに目をつけ、米国の記者と名乗る美女・ジェパディと共に調査を開始する。

感想・レビュー・書評

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  • フレミング財団公認パスティーシュ▲ゴールドフィンガー事件の後、ロケット開発に対するソ連の妨害行為を察知。スメルシュと接触する実業家に目をつけ調査を開始する▼ニュルブルクリンクでのレースシーンが迫力で、ジェームズの取れた手段も荒唐無稽でも無くE塩梅♪謝辞にあったダリオ・フランキッティから助言でもあったのか。原作にある素朴さが失われているものの、ショーン・コネリーの映画版からオバカコメディを排除し良い所だけを吸収しているようで洗練された作品に昇華している。最終章は、やはりリスペクトに溢れた感じ♪(2015年)

  • 「カーレースに出場し、ソ連の陰謀から英国人レーサーの命を守れ」ーーMの指示でドイツを訪れた英国秘密情報部00部門諜報員ジェームズ・ボンド、通称“007”。そこでボンドは、レースファンの実業家・シンがソ連の秘密組織スメルシュの幹部と接触する場面を目撃。同じくシンを探っていた米国の女性ジャーナリスト・ジェパディと調査を始めたボンドは、やがて米ソ宇宙開発競争の裏でうごめく恐るべき陰謀に辿り着き……?
    原題:TRIGGER MORTIS
    (2015年)
    — 目次 —
    プロローグ
    第一部 空高く
    第二部 地下深く
    謝辞
    訳者付記/駒月雅子

  • ホロヴィッツだから読んだがネタがよくない

  • 楽しいアクション映画を観ている感覚と、ほぼ変わらない。すばらしいプロの技と見える。

  • 記録。

  • ホロヴィッツが『カササギ殺人事件』を書く前に、フレミングのプロットで『007』書いてたなんて知りませんでしたよ。
    陰謀阻止のためにカーレースに出たり、ロケット発射を阻止しようとしたり万能感満点の活躍ぶり。ケータイがない世界の危機感を古くさく感じさせないってお見事だ。
    最初に狙った女性をオトせない理由がなかなか抱腹。ここは現代的センスを感じましたw

  • 往年のボンドが本の中で大活躍。 女性も出てくるし、シュメルツと韓国人悪役がロケット事故に見せかけてマンハッタンを爆破を実行しようとするがそれをいかに防ぐか!地下鉄の中での乱闘が手に汗を握る格闘! 紙面を踊るボンドの動きに感動!

  • いかにもですな。

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著者プロフィール

Anthony Horowitz
イギリスの作家。1979年、冒険小説『Enter Frederick K. Bower』でデビューし、YA(ヤングアダルト)作品「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズ(集英社)がベストセラーとなる。ドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の「シャーロック・ホームズ」シリーズの新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』(KADOKAWA)なども手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』は、日本でも「このミステリーがすごい!」「本屋大賞〈翻訳小説部門〉」の1位に選ばれるなど、史上初の7冠に輝く。続く『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『ヨルガオ殺人事件』(以上、東京創元社)も主要ミステリランキングで首位を取り、4年連続制覇を達成した。


「2022年 『ホロヴィッツ ホラー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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