- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041082881
作品紹介・あらすじ
日本中を震撼させる「東京絞殺魔」は誰だ!?
映画化『クリーピー』、連続ドラマ化『イアリー』の著者による、一気読み警察小説!
武蔵野署の新人刑事・桔梗里見が初めて臨場した殺人事件現場は、女子大生が絞殺された上、臍をえぐり取られるという凄惨なものだった。
桔梗は、プロファイリングの専門家で「歩く殺人百科」の異名を持つ変人刑事・平瀬健と組んで調べを進めるが、絞殺事件は続き、捜査は難航。2人は犯罪学の教授・大村邦房に助言を求めた。
すると、実在した連続殺人鬼「ボストン絞殺魔」のオマージュ殺人の可能性が高いという。
「東京絞殺魔」は誰なのか? マスコミが騒ぐ中、容疑者を絞り込んだ桔梗は、自らの意志で危険な囮捜査を決行するが――。
異常者だらけの現実に、孤高の女刑事が立ち向かう。圧巻のサスペンス!
感想・レビュー・書評
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読みやすいし面白いんだけど、なんだか最後もやもや。
周りに変な人が多いけどあまり掘り下げないのでうやむやな部分も多い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
連続猟奇殺人を担当することになった刑事「桔梗里美」。いまいち里見に魅力を感じることができなかった。登場人物がみんな胡散臭くて、誰もが犯人に思えてくる。結末は…ちょっと消化不良かな。
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140やっぱりこういう猟奇的な内容になるねんなあ。想像してたけど現実味がないと同時にストーリーが安易すぎて興醒めでした。
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囮捜査とサブタイがあるが、それはだいぶ後半だった。
気の合わないコンビとか面白かったんだけど、微妙なまま終わってしまったな。 -
連続女性絞殺事件を追う警察ミステリ。なかなかに猟奇的な事件で、容疑者も誰を見ても怪しげ。というより警察の同僚にさえ怪しげな人物が、というサスペンス感も抜群。自らも被害者と同じ女性である主人公が抱える不安がひしひしと伝わってきます。
終盤になると犯人の目星がついて、そこからは一気。サスペンス感のある展開でどきどきさせられますが(囮捜査ってタイトルでばらしちゃってますし)。ラストには愕然……え、どういうことだったの⁉ どうしようもなく不気味な印象が残るラストでした。 -
新人女性刑事の桔梗が連続猟奇殺人事件に挑む。気味悪さは控えめだが、変な容疑者、併せて変な同僚が次々登場、不可解でなんか消化不良…。
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