わが家は祇園の拝み屋さん11 めぐる因果と紐解かれる謎 (11) (角川文庫)
- KADOKAWA (2019年9月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041082904
作品紹介・あらすじ
京都に封じられていた災厄の神、禍津日神(まがつひのかみ)が召喚されていた!
東京と京都に分かれた小春(こはる)たちチームOGMは、厄神が東京に放たれることを防ぐための手掛かりを求めて奔走する。
その中で小春は、若宮(わかみや)が不思議な少年・千歳(ちとせ)の側にいることを知り、不安を覚える。
一方、京都では和人(かずと)と由里子(ゆりこ)、朔也(さくや)と愛衣(あい)が事件の重要な真実に迫りつつあった。
そして彼ら4人の関係にも変化が……?
拝み屋さん・東京出張編、一気読み必至の怒涛の急展開!
感想・レビュー・書評
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前巻のラストが次に続く雰囲気満載で、もはやこの巻との合作でもいいのではないかと思ったほど。いや、まだ甘かった。次の東京出張編完結巻までも1冊でよかったかも。
一気に読んだ。それでも次に続いていて、もやもや。
由里子と和人のほやほや感にはほっこりする。きっと、周りもそう思っているのだろう。そんなほっこり感とは打って変わって『黄泉の穢』とは?いよいよ谷口とも対面し、得た真実とは?小春が危ないっ!?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ11作目になってますます話は大きくなる。そこまで話広げますか。いや、それはそれですごいけど、そろそろほっこりしたい気持ちもある。終わりが見えないけど、いつまで続く?
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初回特典ペーパー付
人物相関図がもどかしい -
厄神関係の事件が大詰め。緊迫する中、和人と由里子のほのぼのとしたやりとりが可愛くて和む。ただ小春と澪人の甘々な場面が少なくてちょっと残念。
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恋愛面は皆さん良い感じ(*^^*)だけれども、肝心の不穏な事がまだまだ…(>.<)それにしても、東京と京都でこれほど話が繋がってくるとは!(^^;)新登場のコマちゃんも可愛いけれど、コウメちゃんの方が(もふもふ度が高いし)好き~(^^)♪
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白い少年の正体が明らかになる11巻。
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「まわる縁と神の器。」
互いの情報を交換し。
戦略的に別れたわけではないが偶然が重なり西と東にメンバーが分散されたからこそ、こうやって会議を開くだけで行動に移せるのだろ。
「串付きわらび餅と招き猫。」
鈍感なのは親子揃い。
全て計画された出来事であったとしたら、本部にまで嘘をついて勝手に東に行ったという事実は流石に軽視出来ない問題行動ではないか。
「死神と恩人と。」
見える者同士だから。
各場所で情報収集が十分に出来ただろうが、これは早急に共有すべき内要ばかりであり皆の意見も取り入れたら重宝されるものだろうな。
「嵐の前の静かな夜。」
託されたものに残る。
最終的な目的は一つであったとしても、西と東で進展があったと思えば全てが綺麗に繋がる答えになるというのは少し出来過ぎなのでは。
「水の女神と凶星の影。」
気付いた時には遅く。
色々と考えが纏まっていない中ついていってしまったのもあるだろうが、いくら顔見知りとはいえ今は誰も信用すべきではなかっただろ。 -
連ドラみたいなラストで終わった。