鼠、嘘つきは役人の始まり (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041082942

作品紹介・あらすじ

江戸一番の人気者は、大泥棒゛鼠゛か、はたまた与力゛鬼万゛か。巷で話題、奉行所の名与力、゛鬼の万治郎゛。しかしその正体は、盗人よりもなお悪い!? 謎と活劇に胸躍る゛鼠゛シリーズ第10弾。

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    昼は甘酒屋、夜は江戸を賑わす大泥棒という顔を持つ鼠小僧・次郎吉。見世物小屋が並ぶ通りを妹の小袖と歩いていると、少年たちに追われている少女と遭遇する。聞けば、今評判の与力“鬼の万治郎”に斬られた盗賊の娘だという。なんとその“鬼万”、手向いもしない相手を斬った上、残った家族を執拗に追い回しているらしい。放っておけない次郎吉は、娘を医者の千草に預け、人気与力を探り始める。痛快時代小説、第10弾。

    令和3年4月20日~21日

  • なんか、レギュラーメンバーが増えてるな。
    スリの人とその娘はなんだったか、思い出せない。 

    “鬼万”なる人物が登場するが、これは鬼平がモデル?
    とはいえ人物像が全然違うので、これは「鬼の平蔵」という言葉から連想して作ったキャラクターか。

  • あいかわらず、次郎吉さんのスーパーマンぶりが、爽快。
    いてほしいときに、かならずいてくれる。

    今回、失敗して屋根裏から落ちたのが珍しい。
    千草さんとはどうなるのかな?
    今のままだと、次郎吉さんは、絶対くっつかないだろうなあ。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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