死紋調査 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041082997

作品紹介・あらすじ

児童館で働く万里が拾った1枚の不気味な絵。数時間後、その絵を描いた児童が電車にはねられ死亡する事故が発生する。その絵には、児童の「死」が描かれていたのだった……! 事態に慄然とした万里は児童画の研究を始めるが、息子の描く絵に、ある形を見つける。その形を描いた児童の周囲では、次々と死が訪れていた。それは「死」を表すパターンなのか? 息子を救うべく奔走する万里だったが――。警察小説の第一人者が描く、異色のサスペンスミステリ!
※本書は角川ホラー文庫『予知絵』を改題したものです。

感想・レビュー・書評

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  • 2023.7.23読了


  • 女児が死亡した踏切事故。彼女が数時間前に描いた絵が、その死を予知していた―?偶然彼女の絵を見つけた万里は、その状況の一致に慄然とする。死の直前に描かれるという「予知絵」に興味を持つようになった万里は、やがて息子の絵に「死紋」を見つけてしまう。その形を描いた児童の周囲には、次々と死が訪れていた。息子を救うため、万里は奔走するが―。

  • 死を予告する不気味な絵。万里は息子を救うため、謎の真相に迫る!死を予告する絵の存在を知った万里。悲劇が続くなか、万里は息子の描いた絵のなかに死の予告を見出してしまう。息子を救うため、謎に迫るが――。(e-honより)

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著者プロフィール

1956年、静岡県生まれ。明治大学卒。‘94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、’10年には「随監」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。緻密な取材が生む警察小説やサスペンス小説で多くのファンを魅了する。本書は朝鮮戦争で計画された原爆投下の機密作戦を巡る謀略を描く渾身の作。著書に『限界捜査』『ソウル行最終便』『彷徨捜査』『伏流捜査』(祥伝社文庫)『撃てない警官』『夜の署長』等。

「2023年 『ブラックバード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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