- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041083000
作品紹介・あらすじ
捜査二課長としてB県にやってきたキャリアの仁村恒一郎は、着任早々県知事の贈収賄疑惑を聞かされる。知事の有泉寛人が、県の労働委員会のポストを斡旋する見返りに介護会社社長・新原大輝から四百万円相当のリゾート会員権を受け取ったというのだ。事件化に向け動くなかで、仁村は新原のもとに送り込まれたスパイ・小山内景子を紹介される。一方、県警組織犯罪対策室長の皆沢利道は、地元暴力団の抗争事件を追っていた。激化する抗争に巻き込まれ、一人の女が命を落とすが、殺された女が小山内景子だったことが判明。二つの事件がつながったとき、あらわになる真実とは――。第一人者が徹底的な取材を元に描き出す、迫真の警察小説!
感想・レビュー・書評
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警察小説は好きですが、今一刺さりませんでした。原因は登場キャラにやや魅力がないと言うか、強烈な個性がなかった気がします。善悪どちらも中途半端だったは言い過ぎかな?
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硬派で地味だけど、嫌いじゃないです
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県警キャリアが追う県知事の贈収賄事件。組織犯罪課刑事が追う暴力団の抗争事件。二つの事件が繋がったとき真相が浮かび上がる。骨太な警察小説でした。登場人物が多く最初は確認しながら読んだけれど、事件の形が徐々に表れてくるに従いどんどん面白くなった。自分たち県警の「てっぺん(頂上)」である知事のクビを取るため警察官の矜持をかけた男たちの「頂上捜査」
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組組織と悪知恵の暴きは、面白かった。やはり、正義が暴かれるのはワクワクする
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捜査二課長としてB県警にやってきたキャリアの仁村恒一郎は、着任早々、県知事の贈収賄事案を手掛ける。
知事の有泉寛人が四百万円相当のリゾート会員権を受け取ったというのだ。
一方、県警組織犯罪対策課の皆沢利道は、地元暴力団の抗争事件を追っていた。
激化する抗争の果てに、一人の女が命を落とす。
彼女は仁村たちに情報を上げていたエス(スパイ)だった―。
二つの事件がつながるとき、あらわになる真実とは。
(アマゾンより引用)
イマイチ -
B県警に捜査二課長として赴任したキャリアの仁村は、早々に知事の汚職事件捜査に着手。地元暴力団の抗争、県警内部の権力抗争を絡めたストーリーは読み応えあり