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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041083031
作品紹介・あらすじ
同級生の長野くんに誘われて野球観戦に来た愛里。二人の前には大声でヤジを飛ばす男がいて……「梅雨明けヤジオ」
バンドでリードギターを降格された悠太が初デートで訪れたのは“ツリー”ではなく“タワー”だった「逆にタワー」
思いもよらない偶然を重ねて出会った駿作と那美は、その時が来るのを待つ「君を待つ」
ほか全10編を収録。
11歳から42歳、それぞれの「選択」に向き合う男女を描いた、著者初の短編集。
みんなの感想まとめ
日常の中で織りなされる人々の選択や出会いを描いた短編集で、心温まるストーリーが詰まっています。各話は11歳から42歳までの男女がそれぞれの人生の岐路に立ち向かう姿を描写しており、特に「逆にタワー」や「...
感想・レビュー・書評
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久々の小野寺さん、今回は短編集。癒されるというか、ホッとするというか…。どれも好きだけど、「逆にタワー」が甘酸っぱい感じで良かった。
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題名通り、今日もどこかで色んなことが起きているんだよなぁと思わせてくれる一冊。
色々な人がいて、人間観察大好き勢にとっては読んでいてすごく楽しかった。
あと、小野寺さんの作品は、難しくないのでサラッと読めるのもいい!!! -
みつば市での日常の出来事を集めた短編集。
離婚する人がたくさん登場するので、その人達がどこかで繋がっているのかと思って見返したけど、全く関わりはなし。
すごく大きな盛り上がりがあるわけじゃないけど、こういう静かな物語もいいなと思った。
「君を待つ」が一番良かった。 -
オムニバス、
誰かが誰かとであったり
誰かが1歩踏み出したり
気づきがあったりほんの一瞬の出来事かもしれない
でも明日は違う。
他人から見たら取るに足らないことかも
けれども昨日とはもう違う。
中でも、
*小説家を目指し、投稿を続ける主人公、
*レジ打ちパートの主人公、
*たまたま、その電車を乗り過ごした主人公の話が印象に残りました。 -
小野寺史宜さんの本には”人と人のつながり”の大切さがある。
その”つながり”は偶然のように訪れても
そこには特別なものがある。
大切なものだと気づかせてくれる。
『今日も町の隅で』の舞台はお馴染み「蜜葉(みつば)市」
全10話の短編集。
その数だけ、”出会い”と”つながり”がある。
小野寺さんの作品、
『みつばの郵便屋さん』シリーズから
私自身が”みつば”を訪れているような気持ちで
長いお付き合いだ(笑)
”みつば”は優しい町だ…
この町の物語を読み続けたい… -
みつば市、四葉など、小野寺さんの作品でよく出てくる地名がでてきて、ほっこりとした気持ちとなる。町のあちこちで何がが起きているんだな。
「ハグは十五秒」や「カートおじさん」が良かった。
カートおじさんの「きちんとしてないのがいやなんだ」に、わかるわかると思った。思うだけじゃなく、きちんとなるように行動しているカードおじさんには頭が下がる。レジのみんなにのど飴を差し入れした場面がいい。気持ちが通じるっていいなぁ。 -
短編集。読みやすいページ数。
どれも読み終わった後に爽やかさが残る。
特に「君を待つ」は良かった。
主人公、いただけないところはあるけどそれが人生に作用するからわからない、というのはうなづける。
だんだん登場人物の年齢が上がってくるにつれ、共感できるポイントも違ってくるんだけれど、最後の短編が苦い味なのは人生の妙味というやつだろうか。
今回はどの話の登場人物もちょっとクセがある。
人間らしいと感じるか、読んでいて「うーん」となるか。
後者も含めて人間らしいというべきか。
手軽に読めて人と人の情を感じる素敵な作品。 -
蜜葉市を舞台にさまざまな年代の人々の短編集。小野寺さんらしい優しさが根底にある作品でした。振り返れば、あれが岐路だったのかなと思われる場面で、さりげなく優しい選択に導かれる。そして少し前へ進む。本当に一歩づつ。女の子が産まれた日、父親が「どんな出来事も苦しいことも、今のこの時の為にどれも必要なことだったんだ」「身ごもったと聞かされた瞬間から、僕は君が好きだった」と静かにうれし涙を流すところがとても好きです。
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初めての短編集ということでしたが、小野寺作品らしさは健在でした。
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街の片隅で生活する人達に少しだけ立つ波の波紋を見ているような短編集です。
毎度事件が起きそうで起きないという安心設計で、人によっては物足りないと思うのですが、人が不幸になり過ぎない普通さ加減が僕はとても精神が安定して好き。
心の中では嵐はあれど、世の中そんなに捨てたものではないよねと思える本です。 -
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ひとつの街で生きている様々な人生。それを切り取った短編集。同じ街ということ以外繋がりはないが、読みやすいしどの短編も続きが気になる感じでよかった。というか、小野寺さんの文体が自分にとってかなり読みやすい。
逆にタワー
水谷悠太、中学三年生。同級生と組むバンドでギターをしていたが、ベースに格下げ。隣の席の乃衣をデートに誘う。スカイツリーではなく、逆に東京タワーに。乃衣さんが東京タワーに登れない理由を聞き、真剣に受け止め悩む悠太、いいやつやん。
ハグは十五秒
妻から「元カレを一晩家に泊めてもいいか」と言われた。夫婦ふたりの関係が素敵。信頼し合ってる。毎朝、毎晩十五秒ハグなんて、まあ無理だけど、小説だからいいよね。
とくにこれ!という短編もないけど、どれもじんりいい。付き合いそうなカップルがいれば、順調な夫婦も描き、別れる夫婦もいれば、別れた同士で始まりそうな2人も。 -
上手。
しかし、この話を最後に持ってくるのは意地悪じゃないかなぁ。
ダメ男で終わり。
それが街なのかな。 -
10編の短編集。お馴染みのみつば市なので他作品のあの人が登場したりはするけど、この一冊の中では絡み合ったりしない。
日常の隅にあるような、隣の誰かのような物語。
心が軽くなるお話したち。
人に優しく、ヨネオにはならないように心がけよう。
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チャリクラッシュと女子部長、好きだったな
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読みやすく、そして忘れやすい10編。
自分に負担をかけない読書をしたいときには、そのくらいがいいときがある。 -
小野寺さんらしさ満載で気持ち良く読める。女子部長の男子には笑った。
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装画:Cinta Vidalさん
装丁:坂詰佳苗さん -
みつばの郵便屋さんでも出てきた会社やお店も登場してなんだかほっこりする。
上手くいかないのかなと思ったらとてもほっこりして、上手くいきそうと思ったら少し切なくて、さりげなく裏切られるお話たちでした。どの話も短すぎず長すぎずで好きな長さでした。
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小野寺史宜の作品
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