- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041083048
作品紹介・あらすじ
昔、ある人が言った。呪いや祟りに期限など存在しないと。またある時、別の人がこう言った。人は自らの意思で、願いで、欲望で、神を造りあげることができるのだと――。10月半ば、拝み屋を営む著者の許に、電話で一件の相談依頼が舞い込んだ。依頼主は高鳥謙二。謙二は11年前、大きな災いにまつわる相談をしてきた女性で今は亡き、高鳥千草の元夫だった――。全てが終わったはずの忌まわしき災禍が、再び息を吹き返す……。
感想・レビュー・書評
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感想は〈陽〉へ
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シリーズもの。
前編。どんな経緯でそうなったのか気になります。
早めに後編、読もうと思います。 -
やっぱり長編は飽きなくていい。
時系列もバラバラ、しかもすぐに話はガラっと変わる。
何が何だかわからない。それでも読み進めるうちにバラバラだったものが化学記号のように手を結び始める。
あの時のあれがまだ…。
なんだか千草さんの印象が変わったな。
そして次第に姿を現わすあの時のあの災禍。自分史上最高の恐怖を味わったあの災禍。
この先どんな化学反応が起きどんな恐怖が訪れるのか、最後まで見届けたい。 -
自分の引っ越しで、全く本に手がつかず、やっと落ち着いた最初の一冊。暑い夏だから、実話怪談を手にしてみた。 拝み屋を営む著者の許に依頼が舞い込んで…。シリーズなので、前作を読んでいないとわからないかも。まだ、怖くない。
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夏の終わりにホラー。
一応シリーズを通して読んではいるんのだけれど
忘れている箇所が多く、
あれ、これ誰だっけ?と曖昧な記憶のまま読み進める。
忘れていても何となくで読めるので
まぁいいかと言った感じ。
謎のシロちゃんの正体が気になる。
「陽」を続けて読みます。 -
こ、こ、これはすごいな
映画みたいじゃあないか!
おもしれーーー!!ꉂꉂღ(>ᗜ<*)༡
『花嫁の家』で恐怖のどん底に叩き落とされた
僕
今でも鮮明に覚えている。コワすぎ!=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
その母様がふたたび!!
十一年の歳月を経て何の因果がか
郷内心瞳の元にふたたび母様の災禍が舞い降りる。
しかし、、だいぶ母様の業は深え〜な、、、
華原先輩の命と引き換えに始末したはずだったのに、、、
今回は前作に増して濃ゆい内容となっているかもしれない。
『陰』と『陽』の二部構成になっており、
いつもの合間の短編もなく
全てが母様関連
事の始まりから母様との戦いの火蓋が切って落とされたところまでになっています。
内容も去ることながら今回からの登場人物たちが
何かとクセ者揃いで物語をこれでもかと
盛り上げてくれている。⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
マジであのお姉様方々は何もんなんや!?
そしてラストの母様との開戦では
いつもよりかなり郷内心瞳先生がかっこいい〜
しかも今回は〝あの人″が助っ人として参上!!
胸高鳴るぅぅぅぅ〜ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
これは早速!続編『陽』を読むしかない!!( •̀ω•́ )✧
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『花嫁の家』が手に入らなかったので先に読んでみたら、まあ意味がわからない。実話なのかモキュメンタリーなのかすらもわからない。ホラーは好きだが難儀して読んだ。今作だけで完結するのかと思えばそうでもなく、「俺たちの戦いはこれからだ!」風に唐突に終わった。シロちゃんの末路が気になるけど、こういったタイプの作風なのであれば、続きを読むのを悩む。
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10作目。
本作はかつての災禍「花嫁の家」に纏わる話の続編。
なのでいつもの作品と違い、SS的怪談はなし。
冗長とも言える文体と自己陶酔的語りに結構辟易した。
食指も進まなかったのだ。
本作の真価が問われるのは後編だろうなぁ〜という感じ。 -
このあと全てが繋がっていくんだろうなあとワクワクする前編。<陽>を読むのが楽しみです。
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むぅんの力が欲しい!