すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (1) (角川コミックス・エース)
- KADOKAWA (2019年5月25日発売)


- Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041083536
作品紹介・あらすじ
神納はじめは、仲の悪い学校の優等生・沢渡慧美と、流行のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通じて、交流を深めるが……!? 特別特典マジック:ザ・ギャザリング公式プロモカード「悪魔の布告」付き。
感想・レビュー・書評
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青春や・・・・・・
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率直に言って、とても良い作品です。
しかしながらタイトルで大きく損をしていると感じました。MTG(マジック)を遊んでいる人ならひと目でピン!と来るのですが、それ以外の方は「内容重そう……」といった具合に避けてしまうでしょう。
ですがご安心ください。この本を読めば疲れきった貴方の心を間違いなく癒し、フレッシュな活力を漲らせてくれます!
次は?次は!?と常に続きが気になってしまうような良作です。
内容についてですが。
TCG(カードゲーム)を知らない方でも100%楽しむ事が出来るストーリーになっております。勝負の手段がカードゲームというだけであり、大筋は恋愛漫画……所謂ラブコメです。
しかも!BSSや寝取られ要素など存在しない、しかしてとても刺激のある脳に超〜優しい漫画となっております。
月並みなラブコメと比べてテンポの良い恋愛模様が描かれており、もたもたとした展開やイライラするような要素は皆無。
グッドタイミングでの伏線回収も多数行われ、面白い作品の教科書のような漫画ですね。
くわえて、低評価をしている方がおりますが、内容が少々的外れであり出てくるネタを知らないのに難癖を付けるのはあまり宜しくないかと。
レビューで買おうか悩んでいる方も上記対象レビューはあまり参考にしない方が良いと思います。
長くなりましたが、総じて満点と言っていい漫画ですのでタイトルで避けていた方は是非読んでみてください!
痒いところにすっごく手が届きますよ。 -
本屋(アニメイトだけど)で見かけて、終末系作品かと手に取る。
マジック(ザ・ギャザリング)もテーマらしいので、カードゲームで培った駆け引きを活かしてこの世を終わらせる異能バトルなイメージ。
1990年代を舞台に、中学生がカードゲームに青春をぶつける(だけの)話な印象。
この時代に青春を送った層はこんな流行語や商品名を散りばめるだけで大喜びだろ?的な、安易な描写も多く萎える。
トレーディング系のカードゲームをテーマに敷いているが、ゲームのルールを詳細に伝えて、其の一手一手の意味を解いて行くほどの解説は無い。
マジックをやり込んだ人、なんとなく知ってはいる人には伝わるが、この手のカードゲームを全く知らない人には意味が分からない展開であろうとは思う。
今のスマホ系ゲームと同じで、どれだけ課金したかが強さに直結するので、アルバイトのできない中学生が小遣いを全部費やしたとしても大人と対等に戦うのは難しいと思えちゃうんだけど、そこはマンガか。
わたしは当時新社会人ぐらいだったけれど、基本セット買って年上の友人にデュエルを挑もうとしたら・・・
「どん」「どん」「どん」と箱買い3箱積まれて、最低このぐらい買ってからじゃないと相手にならないよ・・・と、言われ断念したものです。
まぁ周りに友人がいれば、トレードでデッキを強化すれば予算は少なくて済むかもしれないけどね。
マジックのカードが一枚おまけでついている。
ゲームやってないから未開封なので、どんなカードか見てないけど。
こういうおまけは素敵ですね。
いろんな意味で、タイトルで損をしている気がする。
終末マンガを着たい人は肩透かしを食らうし、まじっが好きな人は気づかない(言い回しで気づくのかもしれないが)。
今後終末展開もあるのかもしれないけれど、好みの展開になりそうも無いので、見送るかなぁ。 -
むかしのTCG、M:TG好きなひと向け。
1990年代後半の空気感を感じたい人向け。
横田卓馬の作品





