- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041083949
作品紹介・あらすじ
昭和20年。疎開先で妹・真那子が神隠しに。11歳の少年・遠野心造は、妹を探し巨大な屋敷に足を踏み入れる。謎の犬「しっぺい太郎」に助けられ、怪異と戦う心造の胸には、いつしか紅蓮の野望が芽生え――
感想・レビュー・書評
-
怪談の始まり(きっかけ)は悲しい不幸な話なんですよね…なのでホラーは最終的に切なさが強く残ります。本作も例外なくですが更に深みがあるかもです。特殊なアイテムがいくつも出てきて○○病擽られたりもします笑。今後映画化
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
壮大なお化け屋敷だなー
第一章ラストの心造くんが
戦争って怖いなーと思いました -
心造君の思想がアレですね、逝っちゃってます
-
RPG風。児童向けのホラー入門という感じ。第一章、第二章それぞれの主人公には感情移入できず…。
遠野物語を読んでいれば、各所に出てくるアイテムについての説明書きを楽しめるんだと思う。小学生〜中学生で読めていたら面白かったのかな。
遠野物語をもう一度読み返そうと思う。 -
東京空襲によって疎開を余儀なくされた少年・心造は、山中にて行方不明になった妹・真那子を探しに行くが、怪異に満たされた屋敷から出られなくなってしまう。
霊験を得た狼、しっぺい太郎の力を借り、怪異に立ち向かおうとするのだが……。
話の主軸は妄執であり、それに囚われた人間を解き放つには、真摯な願いということか。 -
先の戦争時の疎開の様子からチラチラと読み始めて行ったが、山中の屋敷の辺りから一気にのめり込んでしまった。
恐ろしくも美しい第1章の終わりから2章目に入ってはっと我に返った気がする。
久々に長い物語を読んだので時間は掛かったが、心に残るものを読んだ充実感大。