高校事変 II (2) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041083963

作品紹介・あらすじ

■コミック版、2020年1月4日発売予定「ヤングエース」2月号より連載開始! 漫画/オオイシヒロト

【各所で1位獲得!】
honto 推理・ミステリー電子書籍ランキング週間1位(7/29集計)
楽天Kobo 週間ランキング ミステリー・サスペンス 電子書籍 週間1位(7/29~8/4)他

『高校事変』
紀伊國屋書店 電子書籍 文芸(日本文学) ウィークリー1位(5/27~6/2)
BOOK☆WALKER 週間ランキング サスペンス 2週連続1位 (5/24~6/6)
楽天Kobo 週間ランキング ミステリー・サスペンス3週連続1位 (5/20~5/26 5/27~6/2 6/3~6/9集計)


世間を震撼させた「武蔵小杉高校事変」から2か月――平成最悪のテロリストの次女・優莉結衣は新たな場所で高校生活を送っていた。そんな中、結衣と同じ養護施設に暮らす奈々未が行方不明に。さらに、多数の女子高生が失踪していたことも判明する。結衣は奈々未の妹に懇願され調査に乗り出すが、JKビジネスや特権階級の存在など、日本社会の「闇」の数々が浮かび上がってくる。問題作ダークヒロインシリーズ第2弾!


「松岡圭祐作品を手にしたらすぐに、躊躇なく読み始めるべきである。なぜなら、それぞれがいま書かれるべくして書かれた作品だからだ。」
タカザワケンジ(書評家)文庫解説より

感想・レビュー・書評

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  • 9歳の時の英才教育で、今も凄い戦闘能力!
    「武蔵小杉高校事変」から転校して、数ヶ月で、このバイオレンス!
    アリバイは完璧に近いけど、警察が疑うのも分からんではないな…
    まぁ、しかし、結衣ちゃんが相手をするのは、人ではない感じの人なんで、スキっとする。
    自身の暴力衝動を治める為という面はあるにしても…
    ニューヒロインには、拍手を送りたいが高校生である必然性が、私には分からん。何か、もっと、それなりの職業に…あっ!「探偵の探偵」と被ってしまうわ^^;
    高校生だからこそ、意外性があるんかな…
    しかし、こんな英才教育受けた子供がまだ、何人もいてるみたい。みんなが、悪を裁く側になれば良いけど…
    あっ!一人出てきた…この子供は、どうなんやろ?
    次回作、読めって?
    りょーかい(^_^)v

  • 同じ養護施設に暮らす女子高生を救い出すために優莉結衣が立ち上がる。

    第一作も相当過激だったけど今回も凄かった。
    高校生にして盗聴からパソコン操作まで、いろいろな知識が多いなあと感心。
    さらには空まで飛ぶのかと。
    ただ、前半の性的な暴力の描写のところはちょっと苦しかったですね。
    次回作は結衣の妹も出てきそうですね。
    楽しみです。

    • マメムさん
      初コメです。
      このシリーズはどこの書店でも見かけますよね。いつも気になってるので、いつか読もうと思ってます!
      初コメです。
      このシリーズはどこの書店でも見かけますよね。いつも気になってるので、いつか読もうと思ってます!
      2023/05/03
    • 岳東さん
      はい。そうですね。
      どこの書店でも良い場所に平積みされてますよね。
      内容はかなり過激で、途中読み続けるのが嫌になる場面もありますが、最後...
      はい。そうですね。
      どこの書店でも良い場所に平積みされてますよね。
      内容はかなり過激で、途中読み続けるのが嫌になる場面もありますが、最後は悪を倒してくれるので(やっつける方も殺人鬼の女子高生なのですが^_^)、なかなか面白いです。
      是非読んでみて下さい。
      2023/05/03
    • マメムさん
      岳東さん、お返事ありがとうございます。
      はい、岳東さんの感想も楽しみに待ちながら、早く読み始められるように積読消化します(笑)
      岳東さん、お返事ありがとうございます。
      はい、岳東さんの感想も楽しみに待ちながら、早く読み始められるように積読消化します(笑)
      2023/05/03
  • 他の分厚い本を読んでいて、ちょっと疲れたから息抜きにと、この本を手にとってパラパラと2、3ページ読んだら・・・・・・ヤバい、止まらなくなった(笑)。

    やっぱり、面白すぎるよ・・・『高校事変』・・・。

    既に死刑となった日本史上最悪の犯罪者の娘・優莉結衣(ゆうり・ゆい)。幼少の頃からあらゆる格闘術や銃器、爆発物の知識をたたき込まれた彼女の今回の標的は、女子校生を食い物にするJKビジネスで暗躍する大人達。
    そして今回の舞台は前作の武蔵小杉高校の事件から約2か月後の都内。
    結衣は武蔵小杉高校からまた転校させられ、今度は葛飾にある公立高校へ通わされる。武蔵小杉高校事件では結衣はお咎め無しであったが、以前にも増して公安の監視がキツくなっている状態だ。

    もちろん、そんなことでひるむ我らがダークヒロイン優莉結衣さまではない。監視している公安の車をタクシー代わりに使ったり、生安部と公安部の確執を利用して情報を攪乱させたりとやりたい放題だ。本当に結衣の頭の良さには恐れ入る。

    そんなおり、結衣が入居している養護施設に住んでいる結衣と同じ高校に通う女子校生の奈々未が行方不明になる。奈々未の中学生の妹から結衣は姉の居所を探して欲しいと依頼されるのだ。奈々未は養護施設の費用を稼ぐためJKデリヘルで身体を売っていたらしい。そこで奈々未はトラブルに巻き込まれた。結衣は未成年の女の子を食い物にする男達は全員ぶち殺しても良いというくらいの気持ちをもっているのだが、結衣は常に警察の監視下にある。監視をかいくぐりながら結衣は奈々未の所在を探すことができるのか。そして、妹も所在不明となってしまう。結衣は彼女らを助け出すことができるのか・・・。


    今回の優莉結衣も強烈だ。前回の敵はいちおう武装勢力として訓練された重武装の敵であったが、今回の敵はJKビジネスをしているチンピラややくざ。結衣の無双の前ではちょっと相手が可愛そうになるくらい(笑)。だが、相手は未成年の女の子を食い物にする輩だ。そういうヤツらは徹底的にやっつけないといけない。
    というか、優莉結衣の強さが半端ない。『ミッション・インポッシブル』のイーサン・ハント(トム・クルーズがやっている役ね)や『24』のジャック・バウアーと同じくらいの能力を持っているんじゃないだろうか。しかも、外見は普通の美少女。初見で相手を油断させることができるという利点があるという意味では、むしろ彼らより「強い」といっても過言ではないだろう(笑)。

    そして、もちろん今回も世相を受けてのパロディも忘れていない。
    『上級国民』として揶揄されたあの高齢運転手をモデルにした悪役も登場する。彼が優莉結衣からどのような天誅を受けるかは読んでのお楽しみだ。

    いや~。面白い。
    ここまでやってくれると、もはや『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』並の勧善懲悪的なストーリーを思い起こしてしまう・・・・・・ちょっと待って「懲悪」っていっても、ここまでくるともう優莉結衣の方が「極悪じゃね?」と、もうどこをつっこんでいいのか分からなくなるレベルだ(笑)。
    だがここまでやってくれると、もう爽快感以外の何ものでも無い。
    まさに優莉結衣には『殺戮の天使』という名前がふさわしい。

    今後も彼女の活躍を期待しているのだが、彼女のメンタルが心配である。
    そのあたりは彼女も気にしていて「人殺しをすることに慣れた目」にならないように自分で『自撮り』をして自分の目の色をチェックしているというところはちょっと可愛い(笑)。

    と言う訳で、優莉結衣は超絶美少女として、ものすごくきれいで可愛いのだが、彼女を奥さんにしたいとか恋人にしたいとかいう気持ちは全くおきない(←そりゃそうかw)。
    だって、痴話げんかとかしたら2秒であの世に送られるよ?マジ秒殺だよ。ヤバいよね(笑)。
    でも『お友達』にはなりたいという気持ちはある。男心って難しいね(笑)。

    • やまさん
      kazzu008さん、こんにちは。
      いいね!有難う御座います。
      「高校事変 II」のレビューを読みました。
      優莉結衣さんは、すごい女...
      kazzu008さん、こんにちは。
      いいね!有難う御座います。
      「高校事変 II」のレビューを読みました。
      優莉結衣さんは、すごい女の子とですね。
      私は、好きになりそうです。
      2019/11/05
    • kazzu008さん
      やまさん。こんにちは。
      いつも「いいね」とコメントありがとうございます。
      ええ、優莉結衣さん、すごく強くて良い子です(笑)。それももの凄...
      やまさん。こんにちは。
      いつも「いいね」とコメントありがとうございます。
      ええ、優莉結衣さん、すごく強くて良い子です(笑)。それももの凄く強いんですけどね。
      強い女の子が活躍する小説が好きな人なら、本書はおすすめです。

      やまさんは、活字の小ささにいつも苦労されているようなので本書の活字がやまさんに合うか、そこは少し不安です・・・。僕も老眼が始まっているので小さい活字の本は老眼鏡をかけて読んでいます。
      電子書籍での出版がある時には活字の大きさを変えられるので便利なんですけどね。
      2019/11/05
  • 一気読みでした〜。
    結衣の言葉の 眠りを妨げるのは罪だ。
    誰もが平等に癒やしの時間を与えられる時間なのだ。
    は印象に残った。
    相変わらず頭がキレキレで回転も早くヘマはしない。
    結衣の内面が垣間見れたシリーズだった。
    さぁ、シリーズⅢへ!

  • 松岡圭祐『高校事変 II』角川文庫。

    シリーズ第2弾。遅ればせながら第1弾を読み、非常に面白かったので、勢いで第2弾に突入。やはり面白い。まるでスパイ冒険小説のように優莉結衣が知識と勇気で世の中の悪党どもに死の制裁を加える。

    武蔵小杉高校事変から2ヶ月後、事件を解決に導いたヒロインでありながら、転校を余儀無くされた優莉結衣は児童養護施設を移り、葛飾東高校に転入する。

    そんな中、結衣と同じ養護施設に暮らす嘉島奈々未が行方不明になり、妹の理恵は結衣に姉の行方を調べて欲しいと懇願する。

    女子高生を食い物にする売春デリヘル業者と31人もの女子高生を殺害した変態男、女子高生を毒牙にかける男たちに優莉結衣は……

    本体価格680円(古本400円)
    ★★★★★

    • よっぴーさん
      ことぶきジローさん
      名前を間違えてしまってごめんなさい。
      ことぶきジローさん
      名前を間違えてしまってごめんなさい。
      2025/01/19
    • ことぶきジローさん
      よっぴーさん。コメントありがとうございます。

      現在、シリーズは22巻まで出ていて、その他にスピンオフも出ています。様々な知識と工夫で困難を...
      よっぴーさん。コメントありがとうございます。

      現在、シリーズは22巻まで出ていて、その他にスピンオフも出ています。様々な知識と工夫で困難を突破するところが面白いですね。

      このシリーズにも主人公が脇役で登場する『探偵の探偵』も面白いですよ。
      2025/01/19
    • よっぴーさん
      探偵の探偵も気になっている作品です。
      高校事変をいくつか読んでみて、探偵の探偵を読んでみようと思います。
      探偵の探偵も気になっている作品です。
      高校事変をいくつか読んでみて、探偵の探偵を読んでみようと思います。
      2025/01/19
  • 弱気を助け悪をくじく。
    まさに痛快劇ですね。
    シリーズはかなり続いてますがこの主人公は一体何人殺すのでしょうか⁈

  • スカッとするし、ぶっ飛ばしてるし、ただただ楽しく読むストレス発散小説。
    結衣の卓越過ぎるスキルが凄すぎて、へぇーとかほぉーとしか言えない。
    今回もなかなかスピード感とエンタメ感満載。
    次回から妹登場?

  • 感想
    ランボー再び。今回はメインの主犯よりも何故か枝葉の暴力団とのバトルがメインだったような。。。


    あらすじ
    武蔵小杉事変の後、優莉結衣は葛飾の施設にいた。ある日、同じ施設にいたナナミが行方不明になる。彼女は、施設に妹の理恵といるために売春をしてお金を施設に入れていた。

    JKビジネスに無理矢理行かされたところでタカダと名乗る男に連れ去られる。結衣は、手がかりを追い、JKビジネスの元締めからタカダこと、辻館の情報に辿り着く。彼はこれまで女子高生を呼び出し、31人もを殺害していた。

    結衣は辻舘の父親からJKビジネスの元締め、それに繋がる暴力団事務所に乗り込み、壊滅させる。最後は、辻舘を殺し、誘拐されていたナナミを救い出す。

    防犯カメラにも写らない、アリバイを工作し、警察の目を欺くのだった。

  • 高校事変シリーズの第二作目。
    今回も読み応えがあって、アクションシーンは迫力があり面白かったー。
    前回の事件から2ヶ月後のストーリー。
    JKビジネスと特権階級をテーマにした物語で、闇ビジネスが細かく描かれていて、色々分かりました。
    JKビジネスも特権階級の交通事故も近い事件が実際に起こっているので怖いと思いました。

    前回は、学校内で周りの道具で戦っていくダイハードみたいな感じだったけど、今回は敵の武器を使ったりムササビスーツ等、秘密道具を使うスタイルや制限時間で行動していく姿は、ミッションインポッシブルスタイルで面白かったです。

    特に結衣がムササビスーツを飛ぶシーンはカッコいいと感じたし、是非映像を見たいと思いました。

    ラストに新キャラが出たので次回も面白くなりそうです。

  • 同じ養護施設で暮らす奈々未を救うため奔走する結衣。
    その行動は常に警察や犯人の先手を打った計算し尽くされたもの。
    ある種の爽快感もあるバイオレンスアクション。
    早々に読み終わりました。
    JK売春、特権階級など。様々な世相の闇も出てきて。
    総じて面白く読めたのでまた次のシリーズもチェックしたいと思います。

  • 残酷なシーンが多くて、嫌な気分になったけど、それを打ち破るたった1人の女子高生、結衣ちゃんの活躍で、痛快な気分にはなった。
     数々のアリバイ工作がよく考えられていて、面白かった。
     嘉島奈々未、理恵姉妹とは対象的に、孤独な結衣ちゃんにホロリとなったけど…。
    まだ2巻だから、今後の活躍が楽しみ。

  • あり得ない設定だからかエグい殺され方の描写もなんの感情も持たずに読める。そして爆発物の作り方や戦うシーンも自分の想像力を超えているので飛ばして読むから読了も速い。
    ふと気づく。飛ばして読んでいるのになんで次巻も読みたくなるのか。千里眼も昔ハマって読んだけど現実離れしすぎとシリーズが長すぎて途中放棄してしまったけど今回は途中放棄せずに読了したい。

  • 『学校というところは、嫌だと思いながら通うところに、学校生活の尊さがあるんぢやないのかね、学校は憎まれるための存在なんだ by 太宰治』優莉結衣2作品目。凄い、凄いぞこのシリーズ!半ぐれ集団のトップの父親に育てられた結衣。今回は売春女子高生を食い物にしているやくざ、元締め、マザコン男を滅多切りにする。この爽快感はこれまでにはない。結衣のキャラ立ちが明快で、弱者への思いやり、彼女の掲げる正義は父親譲りで理解できる。また結衣のパワー、エロティックさの中に新しいバイオレンス文学を確立しつつあると感じる。

  • 公安を煙にまいて我が物顔で闊歩する主人公、クセになりつつある。今回は飛び道具まで出てきて笑ってしまった。エグい内容だけど、それを超えていく大立ち回りに胸のすく思いがした。救出劇に拍手喝采。守りたいと思う感情はどこから出てきているのか深く探ってみたい。今度は妹が登場か❗️

  • シリーズ2作目。
    前作と同様、高校を舞台にした話が続くのかと思って、3作目までまとめて買ったけど、前作との繋がりはほとんどなし。
    前作で武蔵小杉を追い出された優利結衣は葛飾の児童養護施設に移動していた。同じ養護施設で暮らす、同じ高校に通う女子高生が行方不明になり、彼女の妹の懇願もあり、結衣も行方を捜すことに…
    JKビジネスの闇をどこまでも追い詰めて描いていく今作は、読んでいて気分が悪くなることも。
    女子高生ながら、史上最強のテロリストの娘だけに犯罪丸出しで敵と戦う主人公・結衣は不気味過ぎる。
    大体3~4作でシリーズ終了となる作者の作品だが、このシリーズは久しぶりに8作目まで続いている。ファンが多いのかもしれないが、結衣の孤独な闘いは「探偵の探偵」を思い出させるし、もはや舞台は高校でもないし、どこかで読んだ感じが強いのが否めない。
    3作目までは手元にあるから、読むとして、その後は3作目次第。
    他の方のレビューにもあったが、好き嫌いが分かれる作品かも。

  • 徹底的に両極端に描くシリーズ。優利に対しては完璧に理論武装させているが、警察もしくは敵に対しては極めて雑にもしくは酷評と言ってよい描写に徹底している。したがって当然好みは分かれると思われる。最後に妹が出てきたので興味は持続された。

  • バイオレンス満載の作品だが、ここまで吹っ切れた主人公だと読んでいて爽快ですらある。作者のリサーチに裏付けられた数々の小道具が、荒唐無稽になりそうなストーリーをうまく現実に繋ぎ止めている。すぐに次回作が出そうな勢いだが、次回作が楽しみだ。

  • 優莉結衣は幼いころから格闘術、銃器、薬品、武器に関する知識、外国語、戦術等を仕込まれた女子高生。同じ児童養護施設で暮らす奈々未が行方不明になり妹の理恵に助けを求められ行方を捜すことに。その捜索過程で指定暴力団の佐座一家全滅、牛頭組約50名が爆死と言う結果に。最後の黒幕に関しては17分で横浜みなとみらいから逗子までを移動(ウイングスーツにて)し殺害。それも全て計算されたアリバイ付きで。自分に降りかかる火の粉には一切の容赦はなく天使の顔を持つ悪魔とでも言うのだろうか。バイオレンス映画を観ているようでした。

  • ヒロイン優莉結衣シリーズの第2弾は、高校を飛び出し、JKビジネスの暴力団や特権階級が相手。
    父親からの遺伝=殺人衝動を制御できずに、迫りくる敵を次々と血祭りにあげる。
    鮮血が飛び散る銃撃シーンが続き、数えきれないほどの死者が。
    それでも、凄惨なという意識を覚えないのは、対する相手に人格を持たせていないからだろうか。さらに、相手を倒さなければ主人公が生き延びられないという危機的状況であり、主人公に感情移入しながら読み進める所以か。
    ますますパワーアップしたこのシリーズ。第3作目も読まずにいられない。

    • hs19501112さん
      面白そうですね、これ。最近書店で平積みされているのをよく見かけ、気になってはいるシリーズだったので、、遊民さんのレビューを見て、読んでみよう...
      面白そうですね、これ。最近書店で平積みされているのをよく見かけ、気になってはいるシリーズだったので、、遊民さんのレビューを見て、読んでみようという気が高まりました。

      しかしこの作者、“ゆうり”という音感が好きみたいですね。「千里眼」のシリーズでも“ゆうり”が…
      2020/02/08
  • キル・ビルだなぁ

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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