時効警察はじめました(上) (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041083987

作品紹介・あらすじ

相も変わらずゆる~い空気が流れている時効管理課。時効になった事件を解決していくのが趣味の霧山は、手始めに24年前のガソリンスタンド火災の捜査をはじめる。その事件に隠された真相とは――。

感想・レビュー・書評

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  • 三木聡 福田雄一 田中眞一 小峯裕之 相田冬二『時効警察はじめました(上)』角川文庫。

    12年振りに復活したテレビドラマのノベライズの上巻。恐らく脚本をベースにしたノベライズだと思うのだが、テレビで放映されたドラマをかなり忠実に描いている。相変わらず弛い雰囲気の中で霧山修一朗と三日月くんが良い味を出している。勿論、ミステリーとしても面白く、毎回終盤に霧山が犯人に手渡す『誰にも言いませんよカード』のくだりが大好きだ。

    FBIに派遣された霧山修一朗が12年の時を経て総武警察署に戻ってくる。霧山は再び三日月くんとのコンビで趣味で時効となった事件の捜査を始める。

    面白いな。本当に面白い。

    本体価格680円
    ★★★★★

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著者プロフィール

1961年神奈川県出身。大学在学中から放送作家として活動し、「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」などのバラエティ番組を手がけ確固たる地位を築く。『イン・ザ・プール』で長編映画監督デビュー。
『亀は意外と速く泳ぐ』『ダメジン』『図鑑に載ってない虫』『転々』『インスタント沼』『俺俺』『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』などを監督。
テレビドラマでも「時効警察」シリーズを筆頭に「熱海の捜査官」など、オリジナリティあふれる作品を作り出し、熱狂的なファンを持つ。

「2022年 『小説 大怪獣のあとしまつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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