宮廷神官物語 八 (8) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041084045

作品紹介・あらすじ

麗虎国の2人の王子―藍晶と曹鉄の対立は、避けられないものとなった。奇蹟の少年・天青にとっては、どちらも大事な存在だ。しかも混乱の中、大国・淘の大使が視察に来ることがわかり……。

感想・レビュー・書評

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  • 苛烈さを増していく、ふたりの王子の世継ぎ争い。
    さらに、隣の大国・淘の大使が視察に来て……。

    何もかもが、うまくいきそうになると、ひっくり返されてしまう。
    波乱の展開で、目が離せない。

    つらいことがあるからこそ、心が通じ合った時には、ぐっとくる。

    ずっと、変わってしまった感のあった曹鉄。
    自分自身でさまざまなことを見つめ、気づいていく姿が、すがすがしかった。

    今回も、さらなる天青の成長が光る。
    やさしさだけでなく、それまで学んだことから懸命に考えるように。
    淘国も欲しがる逸材なのに、納得。

    世継ぎ争いのごたごたは、ひとつの区切りになるものの、次の波乱をにおわせる終わり方。
    まさか彼が登場するとは思っておらず、さらにつらい展開になりそうな予感。

  • 世継ぎ問題も一応終結?

  • 陰謀がわぁーっと噴出して、物語が大きく動き出して面白かった。
    とても大人で理性的だった、苑遊が少しずつ壊れていく様が恐ろしくも美しくて目が離せない。

  • ええええええええええ!?!!?やはり一筋縄ではいかない男、苑遊……!!最後そうきたか…。 超絶面倒くさい男に好かれたな鶏冠(笑)という思いで八巻読み終わりました。まったく、大変なことが続くなぁ(笑)

  • 6巻から超展開すぎて、慌てて買いに行って3冊一気に読んでしまった!!
    長編シリーズは、序盤いまいちと思っても、頑張って読み続けるに限る。ハラハラどきどき。
    櫻嵐!!ますますかっこいい素敵。

  • また次から次へと、執着がすごい。
    気になるところで続く。

  • だよねー、だよねー、そうなるよねー!
    なラストです。

    即座にネタバレしますが…


    ここまであれだけ言葉として、鶏冠の思い出として出てきた葉寧。
    あれだけ出てきたんだから、そりゃ出てきますわ!

    この巻の中で、鶏冠が葉寧の死因については「分からない」と言った時点で、出てくるわーと思ったけど、苑遊のところに出てくるかー。

    登場の仕方が、自分を見殺しにした兄に恨みを持って…という感じだけど、今後の展開、どうなるんでしょうね⁈

    それにしても、
    苑遊の目的って本当に鶏冠だけなの?
    その執着って恐ろしい。

    あんなにも明確に意思を持って、虎視眈々としていた虞恩賢母でさえ、あんなにも打ちのめされた今回なのに⁈

    とにかく物語として緩急が激しかった1冊。
    この緩急についていくだけで、満腹感すごい!

  • 朝鮮を模した麗虎国の物語
    次の王位を約束される王太子争い、幼くして滅亡した
    国の落魄した王女らしい虞恩賢母の「王は武力を持ち
    民衆とは一段上の権威ある存在であるべき」という妄
    執に取りつかれたため、藍晶王子の民を慈しむ王では
    滅亡するので、長年秘めていた曹鉄(武人)を王に据
    えるおが動機だが、曹鉄だって民を慈しむタイプだけ
    どね・・・老害だな・・・権威を持たせたらアカンw

    隣国・君主国の淘の太子が意味不明なぐらい良い人過
    ぎて草(/・ω・)/

  • 記録

  • 麗虎国の王位争いもついに決着!?
    なりふり構わなくなってきた賢母が、妄執に取りつかれた老害に見えてきてしまったのが残念。
    曹鉄が出てこなかったらどうしたんだろう。
    苑遊はさして大きな動機があるわけでもないんだろうか。サイコパス?
    全体的にBL風味が強くなってきたような…。
    何はともあれ曹鉄が戻ってきてくれてよかった。
    やはり仲間割れは読んでいてしんどい。
    天青とハクが癒し。
    あんなにハクが懐いているのに、たくさんの人たちに顕現している姿を見られているのに、女官たちには慧眼児だとバレていないのがすごい。

  • あー、今回は全体的に明るい雰囲気。不穏な空気はずーっとあるけど、ほっとできるシーンもたくさんあった。

  • 宮廷神官その8。

    二人の王子の存在に国が揺れる。
    そんな折りに強力な隣国から大使が訪れ、
    二人の王子は山の中に薬草を取りに行くことになる。
    一方、鶏冠は曹鉄の出自を探りに街へ。

    王子や王女が、さらには神官が身分を偽り宮廷から出て動き回るのは、
    水戸黄門もやっていることなのでとがめたりしないが、
    隣の国がいかに強国とはいえ、
    その大使のために王子が二人して危険な山へと向かうというのは
    あまりにもありえなすぎてさすがについていかなかった。
    しかも、話がどんどん暗い方へと向かっているようで、
    ちょっと残念。

  • 2人の王子問題解決とはいかないけど、とりあえず世継ぎ問題が落ち着いて、ホッとしました。仲良しのはずの鶏冠、天青、曹鉄のギスギスした感じは、読んでいても気分がどんよりしたので。次は苑遊は、どんな手を使ってくるのか、また嫌な感じがしますね。

  • 一難去ってまた一難なので、続きが早く読みたい。
    2020/2/11

  • 2019/12/24

  • 表紙は乱麻と風麻かな?
    葛西さんの手にかかれば美しい兄弟になるんだね~(〃ω〃)
    藍晶と曹鉄の後継者争い。
    そんな中、隣国・淘の大使が視察に来るが
    ‶王にならない〟と言い出した曹鉄、
    淘国大使の進言、
    おもしろくないのは虞恩賢母。

    更なる一手を仕掛けてくる…
    曹鉄はあやしげな術と
    怪しい粉で虞恩賢母の意のままだが曹鉄の心に響く声が…。
    虞恩賢母の手先となった苑遊は
    虞恩賢母に恩があるため手伝ってるだけで
    鶏冠に関しては別。
    異様に執着していて次の手を考える…。

    鶏冠が誰にも語らない過去をどうやって調べ上げたのか?

  • 久々にしっかり慧眼児が登場しました。
    ただ平時においても天青は、徐々にではありますが慧眼の力と同一となりつつあり、慧眼が開いていないときでも、物事の真理を見抜く力がついてきたようです。というよりは、知識を得たことにより、より多角的に物事を捉えられるようになったと言うべきでしょうか。
    もともと、まっすぐな少年だったけどね。

    藍晶王子と曹鉄の王位争いが本格化し、天青や鶏冠には辛い日々です。
    愚恩賢母の行動理由も明らかになりました。同情はしますが、だからといっていたずらに国を混乱に陥れるのは、施政者としていかがなものか。だから女王はダメって言われちゃうのよ。感情が先走るから。

    熾烈な王位争いも、慧眼児の登場で丸く収まりました。
    ただ、まだ大団円とは言えません。天青も成長の途上だしね。
    次巻では、どうやら鶏冠の出自にスポットライトが当たりそうです。

  • いろんなどんでん返しがありつつ、元の鞘に収まれそうで、たぶん絶対そんなに簡単に安寧は来ないんだろうな、という終わり方。
    二人の王子は素質を試され、一人の王女は両方を見守っている。どちらも大切に思っている鶏冠にとっては辛い難しい局面だけど…彼の試練はまだまだ続きそう。

  • 最後の最後が・・・怖かった!!

    ぞっとする。

    次巻を待つ。

  • 色々あったなかで一番びっくりしたのは曹鉄のこと。本当に鍜治屋の息子なのかな?
    6巻p141p145牙犬を仕留めてるとき曹鉄が承影剣を持ってたら光った。王子だから光ったのだと思ったのだけど違うのかな?それに慧眼児がその点について何も語らないのも気になる。

    p81曹鉄の表紙(3巻)を思い出した。私の待ち望んだ曹鉄が帰ってきた!と思ったのもつかの間。鎖につながれて薬漬け。気持ちを上げられて下げられたかんじ。ユウリ先生はどれだけ私の心を揺さぶるのか…。
    p207ずっと黙していた鶏冠が曹鉄に伝えた言葉「信じている」鶏冠の全身全霊の想いが曹鉄の心に届いた~(ToT)ここで本当に曹鉄復活!
    それから鶏冠の体が心配。倒れてはいけない人の前で気を失うし、ご飯もろくに食べてないようだし。もうお肉を食べてもいいと思う。野菜たっぷりの肉団子スープ差し上げたい。
    表紙が乱麻と風麻。すごく渋くてかっこいい!屏風の絵も素敵(´- `*)
    次巻も楽しみです♪

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著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「宮廷神官物語」シリーズ(角川書店ビーンズ文庫)など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2023年 『妖奇庵夜話 千の波 万の波』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榎田ユウリの作品

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