悪逆貴族の身辺整理

  • KADOKAWA (2019年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041085141

作品紹介・あらすじ

気が付くと愛読書である『叛逆のジーク』に登場する悪役公爵・ハインレイドに転生していた。血も涙もない"自分"の非道な行いを思い出し、物語の筋書き通りに死ぬことを決意するハインレイド。だが、密かに公爵を裏切る護衛騎士・クレイグに不審を抱かれてしまい――!?

みんなの感想まとめ

死後に異世界の悪役公爵として転生した主人公が、自らの罪を背負いながら死を受け入れようとする姿が描かれています。物語は、彼の身辺整理をメインテーマに進行し、悪役を演じつつも内面の葛藤を抱える様子が魅力的...

感想・レビュー・書評

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  • ゲーム内の弑逆者に転生してしまった主人公が悪さを修正していく。暗殺を企図していた部下に次位姿を見られ執着されるってあり得ない気が。
    愚かなやつで済まされないか。この辺や幾つかの点について納得できなくてすんなり世界に入れなかった。ただ、生や攻めに執着ない主人公は新鮮でよかった。

  • めちゃくちゃ面白い!!
    死んだばかりで違う人間人生の罪を背負わされて死ぬ準備を始めるのが
    可哀想だ...
    本編は体の持ち主であった悪逆貴族の身辺整理がメインで、
    恋愛とはほぼほぼ関係ないけれど、展開が面白くて引き込まれた!
    性格を入れ替えて贖罪していくわけじゃなく、悪を演じつつ死ぬ準備をしていく、というのもあまり見たこと無い設定で面白いな~と

    結局王様は主人公の元の人のことを狂わせてしまったのか、それとも
    お互いに共依存的になってしまったのか。
    番外編では本編でほぼ育まれなかった愛を構築?というかトラウマ治療っぽさもあったけど前を向いて生きられそうでよかった。

    主人公があまり好きというよりも贖罪の一部として受け入れている感があるかも。愛を育めるといいなあと思ったけど、主人公なりの愛の形なのかな。

  • 設定は良かったと思うんだけどな。。。何がはまらない原因だったか。
    うだうだとモノローグがうるさかった気はする。あとがきにあったように「挽回不可能な悪役」っていうには、あまりに言い訳がましいというか、悪役でなければ徹底的でもない。振り切ってない、誰も悪者がいない感じが気持ち悪い!ってのはあったなー。大前提、前世の小説道理に叛逆があるとして、そこから絶対極悪王が討たれる大前提で、そういうの「裏切る」とか「小説と違う」とかそういうのものないまま、結局なところ、作者が描きたかったのが「挽回不可能な悪役」だったっていうなら、もっと前の悪役然とした記憶が鮮明じゃなきゃいけないと思うし、転生した後の攻との行き違いももっとなきゃいけなかったのではないかなーと。。。
    何はともあれ、この「挽回不能なほどの絶対的悪役」って人物自体を主役としていること自体はどストライクだったので、その分で星2つ←それだけの評価やないかーい。
    総じて大して感じるところはなかったけど、設定だけで、最後の最後まで望んだ展開があるかもしれない!と思いながら350弱のページ過ごせたのは、星2つあげてもいいくらいでした。確かに、もうちょっと圧倒的な悪役のお話がもっとあってもいいなーと思う。

  • そうはならんやろ...
    恋愛に発展してんのかと言われると...?だし、主人公が諦め悟りモードに入りすぎて読んでてハッピーではない

  • 死んだはずなのに気が付いたら小説の中の悪役になっていたハインレイド。助かろうとするんじゃないの?と驚いたけれど、もう生きることを諦めているからなのかな。と思うと悲しくなる。日本人としての意識を取り戻す前の非道さは辛すぎるし。ハインレイドに少しずつ違和感を持ち始めるクレイグたち。変わっていく物語の中で、ハインレイドが生きたい。と思ってくれるといいな。と思った。

  • 貧乏の日本人青年が自殺したら、本の世界の悪逆非道キャラに転生してしまった。話の成り行きは知っているから、できるだけ周囲の犠牲を最小限にする身辺整理しながら殺される時を迎えようと画策する受け。うん、いかにもWeb小説っぽい設定。
    憑依?した元のキャラが悪逆という軽い言葉では済まないほどサイコパスだったので「ヒトが変わった」レベルでどうにも攻めに恋が芽生えたのははなはだ疑問。しかも自覚したのが受けの自慰目撃で?そこまで惹かれ合う要素があっただろうか…

  • 妹の病気の治療代のために保険金自殺した主人公が、転生したのはRPGに出てくる悪逆貴族。
    そいつのしたことを自分の記憶・体感で『知ってる』ためにゲームのストーリー通り殺される覚悟を決める。さて自分が今死んでいいかな?と考えたら、今後の『ストーリー展開』や領民、部下の事等々身辺整理が必要だな、今自分が勝手に死ぬわけには行かないな。と判断。この主人公、優しさと責任感強すぎでしょ(TT)
    今後の展開のために敢えて非道に振る舞ったり(その後の抜け道を考えた上で)、何でこの子の人生こんなかなぁ、と切なくなる。
    対峙するはずだった相手に好きになられて、死なせないと言われて、「じゃあ生きようこの人のために」と決心したけど。
    それは生きる意欲では決してなくて、相手を思いやって「死なない」だけであって、悪徳貴族であった自分のかつての行いをどうしても赦せない。生きていく資格はない。幸せになるわけにはいかない。とジレンマで体調を崩していくのかわいそうで………。だってほんとに自分がやったことじゃないのに。本来彼が負うべき罪じゃないのに。
    あの日階段から落ちた時点で『ハインライド』は死んだ、と、誰か断じてくれればいいのに。
    彼の苦悩が丁寧に描かれているだけに、幸せになったところもちゃんと読みたい!と強く思う。救済編が読みたい。心の底から自分の幸せを満喫してほしい。愛して愛されてほしい。ラストまで読んで、辛すぎて数日立ち直れなかった……

  • 人質の騎士×極悪非道を繰り返した貴族
    悪役転生もののBL版。非道の限りを尽くしたのちの覚醒なので後味が悪い。というかドン引きレベルの非道なので転生した主人公が罪を背負うのが可哀想だなーと、同一人物という設定だったのでしょうがないけど何かスッキリしない感じでした。物語自体は面白かったので好みの問題ですね!

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