悪玉 熱海警官殺し (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年8月23日発売)
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  • 本 ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041085455

作品紹介・あらすじ

熱海警察署刑事課の組織暴力担当の刑事・住田航の相勤者として、県警本部から國貞智宏が異動してきた。國貞は対暴力団のエースであり、その容姿は県警の広告に採用されるほどであった。だが、なぜその國貞が冴えない住田の相方に──國貞にはなにか密命があるのか。謎多き國貞の行動に不審を抱きながらも、彼の情報を元に老人介護施設を探る住田。そこでは、闇カジノが運営されているというのだが……。驚愕の長編警察小説。解説・熊切熊切和嘉

感想・レビュー・書評

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  • 他の著作は読んでいないので、これが乱歩賞作家かと愕然とした/ オレオレ詐欺やカジノの話など、近年に書かれたと分かる/ おそらく時代について行けていない/ 展開があまりにもご都合であるし、無計画に人を殺しすぎるのは「なろう小説」を思わせるものがあった/ 刀を使う半グレ集団とか、動物の肉体を切断する趣味の低脳とか、あまりにも漫画的だ/ いちいち頭を斬り落として送りつけるなどあまりにもリアリティがない/ 柳川次郎を思わせる老人博徒に期待したが、あの終わり方はあまりにも酷すぎる/ 期待はずれ甚だしい/ .

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著者プロフィール

1958年北海道生まれ。’91年『ナイト・ダンサー』にて江戸川乱歩賞受賞。以後、航空小説の分野で独自の世界を描き続けつつ、警察小説、時代小説でも活躍。’18年からは池寒魚名義で時代小説を発表。作家デビュー30年、100タイトル目の新作『レジェンド・ゼロ1985』(集英社文庫)が最新刊。

「2021年 『14歳、夏。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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