機長、事件です! (角川文庫)

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本棚登録 : 219
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041085646

作品紹介・あらすじ

副操縦士として国際線デビューを迎えた間宮治郎。彼がフライトを共にすることになったのは冷静沈着にして優秀、超絶美人な女性機長・氷室翼だった。飛行機は東京からパリへ離陸するがトラブルが多発して!?

感想・レビュー・書評

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  • ニッポン・エアライン運航乗務員達の周りに起こる事件を語る!
    軽いタッチで読めるミステリー!

    この作者の作品は、読み易く、結構好きで、ブックオフとかの100円コーナーにあると即購入!
    何処かから、今積んでる本から先読め!って聞こえてきそうですが(^◇^;)

    キレモノで、クールというか冷酷な超美人機長。口グセが、「たわけ!」
    そんなとこに、国際線初デビューの治郎くんが!
    チャラい第二機長(腕は良い)、セレブなチーフパーサー。
    とこの4人に降りかかる事件に、機長が!

    まぁ、国際線って、今もそうなんかは知らんけど、優雅な感じやな。
    海外に飛んで、何日か後に帰る。その間に観光みたいな。
    まぁ、それないと事件起こらんのやけどね。

    結構、業務のこと詳しいなと思ったら、作者の親兄弟が、パイロットとかなのね。納得です!

    こんな超絶美人に、イジられたいな〜って思いが募る〜w

    • yukimisakeさん
      きもちー!!(((((((((っ・ω・)っ ・:*三( ε:)`д゚1Q)・;"ドーン
      きもちー!!(((((((((っ・ω・)っ ・:*三( ε:)`д゚1Q)・;"ドーン
      2024/03/22
    • ultraman719さん
      一休さん

      道連れです!
      一休さん

      道連れです!
      2024/03/22
    • ultraman719さん
      ユッキーさん!
      気持ち良いの?なら!連打〜w

      (o`・д・)≡〇)`Д゚yuki)グハッ
      (o`・д・)≡〇)`Д゚yuki)グハッ
      ...
      ユッキーさん!
      気持ち良いの?なら!連打〜w

      (o`・д・)≡〇)`Д゚yuki)グハッ
      (o`・д・)≡〇)`Д゚yuki)グハッ
      (o`・д・)≡〇)`Д゚yuki)グハッ
      2024/03/22
  • アイスクイーンの異名を持つ冷静沈着クールビューティ+超絶優秀機長の氷室女帝と、腐女子受け100%のイケメン×パイロット×チャラ×真面目が融合し、更に名前もイケメンな幸村キャプテン。
    童顔新米パイロット治郎ちゃんの国際線デビューにてこのキャラ密な方々と共に様々な事件に巻き込まれるポップでスリリングなエンタメミステリー。

    特に飛行機に憧れは無く、むしろ次郎ちゃんのお母様寄りで、あの鉄の塊が空を飛ぶ事が理論上理解出来ても精神的に信じられないタイプの私です。
    しかし、コクピット内でのパイロット達の安全確認の綿密さとフライトまでの動きを、専門的な堅苦しさを省きつつも臨場感のある、判りやすい説明がされたこの作品のおかげで、不安も幾分か払拭され.............る事は無い!!!何であんなでかいもんがお空を飛ぶんだ!!!

    行きのフライト、滞在先のパリでの二日間、そして帰りのフライト。この次郎ちゃんのデビュー戦の4日間は濃密だ。お化け事件 殺人事件 麻薬密売 謎の病気 とまぁ何ともてんこ盛りなトラブルに次々と見舞われ、それを華麗な推理でザクザク捌いていくアイスクイーン女帝と愉快な仲間達。
    次郎ちゃんだってただ親指咥えてばぶばぶしているだけではない。彼の純粋おバカな言動はトラブルを持ち込むと共に女帝の閃きのきっかけを作るという大事な役割があるののだ。つまりプラマイゼロ。

    ーーーーーーー
    アイスクイーン イケメンチャラパイロット ハリーポッター(幼少期) 、カトリーヌ麗子ばりのお嬢様CA
    そしてモブ達ですら何やら癖のある皆々様。
    ...完全にお仕事エンターテインメントとして映像化を見込んだ作品に感じるが、残念ながらそんなお話はない模様。ぐぬぬ...すんごく見たい。

    何とも憎めないキャラクター達のお陰で久々にダメージゼロの平和な読書を楽しんだ。人は亡くなってるんだけどね...(小声)

  • 秋吉理香子さんの作品は好きでよく読んでいますが、この作品だけはちょっと異質でちょっと違うな…と正直感じました。氷室機長と治郎くんの恋の行方は気になりますが、次回読むのなら国内線での続編とかなら読みたいと思いました。

    • かなさん
      なおなおさん、こんばんは!
      私ね、実は海外に行ったことないんですよね(恥ずかしいけれど(^-^;)
      それで、この作品読んでもピンとこなか...
      なおなおさん、こんばんは!
      私ね、実は海外に行ったことないんですよね(恥ずかしいけれど(^-^;)
      それで、この作品読んでもピンとこなかったのが正直なところなんですよね。
      国内線での続編ならすんなり入ってきそうな気がしたので、ね!

      ブクログベストーユーザーアワード…ホント驚いてしまって!!
      正直、何かの陰謀??とか、思っちゃったり(^-^;
      信じられない気持ちと、でも嬉しい気持ちとまだ葛藤の最中です。
      そうそう、巾着は楽しみですね♪
      なおなおさんの本棚から私が興味を持って
      読みたいと思っている作品もあるので、いつか読みますっ(#^^#)
      これからもどうぞよろしくお願いします。
      2024/01/30
    • なおなおさん
      かなさん、陰謀(੭ ᐕ))??笑
      違いますよ〜〜。本物です(。-`ω´-)キッパリ!!
      レビューや本棚が見事でしたもん。
      中でも印象深いの...
      かなさん、陰謀(੭ ᐕ))??笑
      違いますよ〜〜。本物です(。-`ω´-)キッパリ!!
      レビューや本棚が見事でしたもん。
      中でも印象深いのは、「乙女の本棚シリーズ」かな。私はまだ全然読んでおりませんが少しずつ、いつか、きっと…ね^^;!
      これからもかなさんのレビューを楽しみにしております。
      2024/01/30
    • かなさん
      なおなおさん、おはようございます!
      なおなおさんにそんな風に言ってもらえるなんて
      もう、感激です(ノД`)・゜・。
      乙女の本棚シリーズ...
      なおなおさん、おはようございます!
      なおなおさんにそんな風に言ってもらえるなんて
      もう、感激です(ノД`)・゜・。
      乙女の本棚シリーズも、ブクログ始めなければ
      絶対自分からは手にしなかったと思います…。
      そう考えると、ブクログってありがたいですよね~!
      なおなおさんのこれからのレビューも
      楽しみにしていますね!
      ありがとうございます(#^.^#)
      2024/01/31
  • アイス・クイーンの氷室翼を筆頭に、主人公の治郎、チーフパーサーの財閥ご令嬢など、キャラクター造形が素晴らしく、テンポ良い文章であっという間に読み終えた。パイロットの仕事について丁寧に調べられた印象を受けたが、なんと秋吉さんのご両親とお姉様がパイロットだとか。父上はともかく、お母様とお姉様ともなると相当珍しい一家では(ある意味本編よりもそこに一番驚いた)。
    肝心の推理パートは、テディベアを奥から出した時点であっ、と思ったし(その後のトイプードルが決定打)。殺人事件の犯人は明らかに1人だけ怪しかったし、ちょっと物足りなかったが、そこは軽めの作品ということで十分楽しめた。
    ぜひともシリーズ化して欲しい作品。

  • 旅客機の副機長を主人公に、フランス便の行き返りとフランス滞在中の事件を取り扱った連作短編集。離陸、着陸のシーケンスが描かれたりしているので、旅客機の運航に興味がある人は楽しめると思います。
    ミステリーとしては少し弱い。ヒントの出し方が直接的すぎるのか、キーになるアイデアがバレバレな感じがある。素材はいいので、少し惜しい。

  • 図書館の入り口にお仕事関係のコーナーにあり手に取った
    パイロットの仕事なんて非日常的ですごく興味があり
    かなりの勢いで読む事ができた
    氷室さんと次郎君の続きが読みたい

  • テンポもよく読みやすい。キャラの個性が良かったのかも。

  • 秋吉先生の小説は「暗黒少女」「眠れる美女」「ガラスの殺意」を読みました。こちらはテイストががらりと変わった小説。タイトルからも分かるように、パイロットや客室乗務員たちが機内(ではないことも)で起こる事件を解決していくような物語。コメディタッチな描かれ方ですね。
    客室乗務員が大金持ちのお嬢様でたまたまお客様が失くしたハイブランドの婚約指輪(ダイヤのシェイプまで同じ!)と同じものを持っていたり、パイロット2人が実は双子の兄妹だったりと、けっこうツッコミどころはありますが…、まあコメディだからと自分を納得させました。
    最後に書かれていた、秋吉先生のご両親とお姉さんがパイロットだという情報が1番の驚きでした。興味深いですね。軽く気軽に読める小説です。

  • さくさくっと読めるキャラ立ち小説◎

  • アイスクイーンと呼ばれてる美人パイロットとセカンドパイロットと一緒にコーパイの治郎は初の国際線フライトでフランスへ行く。その間やフランスてわ事件が発生するが、アイスクイーンが事件を解決していく!そして治郎はパイロットとしての腕だけでなく、観察力、洞察力の凄さをも知り、ついには恋心へと発展していく。是非、続編を読みたい。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ロヨラ・メリーマウント大学院で映画・TV製作の修士号を取得。2008年、短編「雪の花」で第3回「Yahoo!JAPAN文学賞」を受賞、翌年、同作を含む短編集『雪の花』で作家デビューを果たした。ダークミステリー『暗黒女子』は話題となり、映画化もされた。他の作品に『絶対正義』『サイレンス』『ジゼル』『眠れる美女』『婚活中毒』『灼熱』などがある。

「2021年 『息子のボーイフレンド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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