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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041086063
作品紹介・あらすじ
下級文官の柳弦は、宮中で氷の美貌と噂の王族・玲侑のあまりの顔色の悪さを見かねて、無意識のうちに癒しの力を使ってしまう。その力を見込まれて玲侑の許に日参するよう命じられるが、その“癒し”は、玲侑の強すぎる魔力と、真逆の性質を持つ柳弦の魔力の相性が為す“奇跡の業”であった。ならば直接魔力供給しようと、次第に柳弦への接触と執着を深めてくる玲侑だが、柳弦は自身の体に異変が起きていることに気づき――。
感想・レビュー・書評
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魔力が少なすぎて自己評価の低い柳弦と魔力が強大すぎてもて余している玲侑。自分の常識では測れない相手だからか、鈍感だからか、すれ違いや誤解の多い2人。そんな2人を見るのはもどかしかった。柳弦が「自分なんか...」と思っているのも。そんな柳弦だけに見せる玲侑の子どもみたいな顔は可愛かったけれど。
時間はかかったけれど、玲侑に必要とされていることは理解したように見える柳弦。家族みんな仲良く暮らしていって欲しいな。と思った。 -
魔力過多で慢性的に具合が悪い皇子様を、祈るだけで癒せる柳弦。でも彼は逆に魔力が無さすぎて属性も持たない。だからこそ逆説的にできることがある。なるほど~新鮮!オメガバースでもなんでもないのにごく自然に男性が妊娠する世界観も新鮮。出産も、そういう風なんだなるほど。みたいな。ファンタジー♥️彼らの子どものそれからも含め色々、へぇ~!の連続だった。
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