「幸福」と「人生の意味」について

  • KADOKAWA
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041086216

作品紹介・あらすじ

「彼の内なるものに直接ふれるには、彼自身の言葉と向き合うのがもっとも確実な道である」――若松英輔


「勇気が必要なのは闘うためであり、勝つためではありません。勇気が必要なのは、意見をまくしたてて攻撃的になることなく、別の道を見つけるためです」
「仕事をするとくたびれますし、仕事を探すこともまたくたびれます。いまは職探しさえも、大きな労力が求められます! しかし、人生でいちばんの重荷は、私たちをもっとも弱らせるのは、愛がないことです」

バチカン史上初のイエズス会出身、初のラテン・アメリカ出身の教皇として世界的に話題となった教皇フランシスコ。2013年、ベネディクト16世の異例の生前退位を受けて行われたコンクラーベで、有力候補者たちを押しのけて教皇に選出された著者は、「教会は野戦病院であれ」と呼びかけ、バチカン改革に着手。教義一辺倒でない革新的な教皇として、発言と動向がつねに注目されている。
難民問題、環境問題、行きすぎた資本主義への提言、そして、平和や愛について。苦しみの先にある真の幸福について語った講話集。解説・若松英輔。


[もくじ]

はじめに―― 幸福へ続く道 
第1部 意義ある人生を求めて
第2部 あなたと他者――人間関係の幸福
第3部 受け取る報いが百倍に―― そして苦しみも
第4部 祈る人は穏やかに生きる
解説 「あたらしい」教会と、悲しみの彼方に生まれる喜び  若松英輔

感想・レビュー・書評

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    教皇フランシスコが今までされた沢山の説教を簡単にまとめたもの。
    聖書を読んだことある方が理解しやすいものかと思います。よかった点は、◎太字で結論を先に述べ、そのことについて内容が記されているので呑み込みやすい内容です。
     
    星3つの理由としては、一つの説教についての内容が、
    短かすぎる点、聖書抜粋箇所の話だが、その前後の話がわからないと理解しずらいところがありました。

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著者プロフィール

第266代教皇(在位2013年3月13日〜)。1936年12月17日、イタリア移民の子としてアルゼンチンのブエノスアイレス・フローレス特別区に生まれる。ラモス・メヒアのサレジオ学院を経てブエノスアイレス大学を卒業(化学専攻)。1957年にブエノスアイレス教区神学院入学後、肺病を患い、人生を見直し、58年3月11日イエズス会修練院に入る。69年12月13日に司祭叙階、72年からサンミゲルで修練長・神学教授・管区顧問を務め、73年から79年までイエズス会アルゼンチン管区長、80年から86年までマクシモ神学院長、サンホセ教会主任司祭を歴任。1992年司教叙階(ブエノスアイレスの補佐司教)、97年に協働大司教、98年大司教に任命され、2001年に教皇ヨハネ・パウロ二世により枢機卿に親任。

「2022年 『CREDO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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