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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784041086322
作品紹介・あらすじ
関西某県の田舎町、獅子追町の交番に勤務する制服警官・長原が拳銃を持ったまま姿を消した。県警本部が捜査に乗り出すも、長原の行方は見つからない。同期の耀司は獅子追への異動を志願、真相を探ろうとする。やがて町のゴミ屋敷から出火し、家主の毛利が遺体で見つかった。事件性なしとされるが、数週間後、警ら中に発砲音を耳にした耀司はヤクザの金居の銃殺死体を目にする。さらに現場に落ちていた凶器が、長原の持ち去った拳銃だと判明し――。
怒濤の展開が待ち受ける、乱歩賞作家渾身の警察ミステリ。スピンオフ短編「蛇の作法」を特別収録。
――第31回山本周五郎賞最終候補作
感想・レビュー・書評
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呉勝浩『ライオン・ブルー』角川文庫。
終盤に繰り広げられるある意味で掟破りの展開には驚かされた。静かな小さな過疎の街で起きた事件を描いた、かなり捻った異色の警察小説。随分と思い切ったものだ。
拳銃を持ったまま失踪した獅子追交番に勤務する制服警官・長原の事件の真相を探るために獅子追交番への異動を志願した長原の同期の耀司が着任するやいなや次々と変死事件が発生する。
『ライオン・ブルー』の前日譚となる短編『蛇の作法』を特別収録。
本体価格800円
★★★★詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この作者の本を読むのは5冊目。
最初に呼んだのは「スワン」で、ひりひりするような緊迫感に圧倒された。
「ライオンブルー」も読み始めは良かった。
けれど次第に読むペースが下がった。
それでも投げ出さなかったのは既に100ページくらいまで読んでいたから。
少しずつ読んで、結局一か月以上の時間を要した。
1冊の本を読み終えるのに、こんなに時間を要したのは初めてのことだ。 -
記録
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警官が銃を持ったまま行方不明となり、その行方を捜すためあえて異動志願した同僚の男。その土地にある田舎独特の仲間意識や人間関係、そして怪しげな先輩や同僚などに振り回されつつも奮闘する話。前半はいかにもな感じの嫌な人間ばかりの中で手がかりを探すために奮闘している感じが普通のミステリー小説っぽい感じではあったものの、後半であることが判明してからは怒涛の展開に。全体的に「正義とはなにか」みたいな哲学がテーマっぽい感じで繰り広げられていたような印象。あと、本編が終わった後に、途中に出てきた刑事のスピンオフが載っていたけど、そこまで印象深い刑事とは思わなかったけど、作者が気に入ったキャラなのかな?
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ハードボイルドの警察小説とでも言うか、謎解きよりも動機に焦点が当てられた一冊。
登場人物はなかなか魅力的。主人公は耀司のはずなのに、最後には晃光の方が印象に残る不思議な感覚。それから、文庫版に一緒に掲載されてた短編も本編ときっちり繋がってて、読み応えあり。
呉さんは、守備範囲広いなあ。 -
謎解きより、田舎町特有の人間模様、そこに生きる男たちの心の動きに重きが置かれている印象。読み応えがあった。
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架空の町「獅子追町」に生きる警官らの生き様を描く物語。前半の凡庸さと結末の強引さがやや気になるものの、全体的には良く出来たエンターテインメント作品。
どんでん返しと事件の真相は驚愕ではもののズルさと飛躍しはやや興ざめさせられる。とはいえ田舎の陰湿さや息苦しさ、それらと狡猾に付き合いながら歪んだ理想郷に向けて己の信念を持つリアリストたちの攻防はなかなか読み応えがある。 -
いまいち
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大変面白く読ませていただきました 悪を悪で撃つ ハードボイルドではなく警察小説で 話を進めている辺りは面白いと思います 只 この小説を読んでスカッとは絶対しない この小説はこの一編だけでは終らず続編が有る事は?
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話が暗い。そして複雑。
あんまり好きではなかったなぁ。
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面白かった!
流石 #石田衣良 オススメ!
サクサクと読める文章に、思いもよらなかった展開。
今まで結構、小説を読んで来たけどこの手法は無かったですね。
スワンも読んでみよう♪ -
『スワン』が面白かったので、ちょっと期待して読んだのだが、
これは正直微妙だった。
田舎の閉鎖的などんよりとした感じは好きだったのだが、
いまいち盛り上がりに欠ける。
しかし、おまわり悪ばっかだなー! -
帯には「巧なストーリーテリング、精妙なプロット」と書いてありますが、物語の構成を楽しむことができませんでした。読んでる途中も、最後も、後味悪くて、好きじゃないです。
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同期の失踪した警官の真相を探るため、故郷の町に異動してきた主人公をめぐる複雑な人間関係と閉鎖的なムラ社会。果たして事実は誰かを救うことなのか。乱歩賞作家の渾身の警察ミステリー。
不穏な気配を感じる導入部やよく練られたプロットに期待感をもって読み進めたが、中盤以降は個人的には盛り上がりに欠けた。主人公をはじめ登場人物に人間性の深みがないように感じる。話言葉が平板で個性がないのも一因か。
著者プロフィール
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