渋沢栄一の論語と算盤 (角川まんが学習シリーズ まんがで名作)
- KADOKAWA (2021年2月12日発売)


- 本 ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041086490
作品紹介・あらすじ
新しい1万円札の顔にも選ばれ、日本の「資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一は、
中国の古典『論語』を学び、個人の利益の追求ではなく、「みんなの得になる社会をつくるにはどうするべきか」を考え実践した人物。
この『渋沢栄一の論語と算盤』では、渋沢の思いや考え方を子供たちがイメージしやすいように、現代を舞台にした分かりやすいまんがで紹介しています。
正しくお金をもうけて社会のために使うこと、そして何より人を思いやり行動することの大切さを学んでいきましょう。
感想・レビュー・書評
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この間内村鑑三『後世への最大遺物』を佐藤優さんが解説した『人生、何を成したかよりどう生きるか』を読みました。
この本と似たような印象を受けました。
激動の時代。価値観が次々変化する時代。
自分の感情に振り回されがちな私たち。
そんなとき2000年前のキリストや
2500年前の孔子の言葉が
冷静にしてくれるということなのではないでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中2と小2の息子用に借りました。
中2はそろそろ授業で論語をやるだろうから入口としてサラっと、小2は興味持ってくれたらラッキーくらいの気持ちで。
内容は小5男子と小2?女子の兄妹に、大学教授のおじさんが『論語と算盤』について解説していくって流れなんですが、小5の今の悩みに合わせて『論語だとこう言ってるよ』とアドバイスしてます。『論語』も『論語と算盤』も学者や経営者や大人だけに役立つわけじゃなくて、人としてどう生きるかって事が書いてあるから小学生にも参考になるよって感じです。
小2がスイスイ読んでるので、中2には簡単過ぎるでしょう。 -
小3の娘に購入、30分ほどで読み終わってしまったが、定期的に読み直して欲しい。
ビジネスと人助け、勉強をする理由、成長ステージで気づきも違うだろう。 -
わかりやすかった
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論語と算盤の内容に軽く触れつつ、物語が進んでいく一般的な教育漫画。
子供がこの本をベースに論語と算盤に限らず、色々な読書にステップしていくのが理想と思う(逆にこの本で終わってしまっては勿体無い) -
本書は小学生が抱く素朴な疑問を、論語と算盤の内容を例に出しながら、大人が分かりやすく解いて行くという構成になっている。
「お金持ちになりたい」「どうして勉強しなきゃならないの?」「どうやって生きて行くのがいいんだろう?」「頑張っているけど上手くいかない時は?」等々「僕たちはどう生きてどう行動すべきか」に対する解が、漫画を通して的確かつ明確に示されている。「論語と算盤」入門書としては最適である。
著者プロフィール
加地伸行の作品





