小説 空の青さを知る人よ (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2019年8月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041086551

作品紹介・あらすじ

山間の街に住む高校生・相生あおい。進路を決める時期なのに大好きな音楽漬けの日々を送る。
そんな彼女を心配する姉・あかねの昔の恋人で、高校卒業後に上京したきりだった慎之介が、街に帰ってきた。
時を同じくして、あおいの前に、高校時代の姿のままの慎之介こと「しんの」が現れる!
やがてあおいは、しんのに恋心を抱いていくが……。
一方、あかねと慎之介も13年ぶりに再会を果たす。

過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 2020年2冊目。映画も良質で興味深かったので、小説版も堪能してみました。メディアの違いならではの楽しみ方がしっかりできる作品。エンディングが特にそうで、映画であればクレジットに合わせてスライドショー的に流れる顛末が、小説版では登場人物の感情もちゃんと読み取れて楽しかった。とはいえ、映画観てるとやっぱりそっちに引っ張られると思いますが。何はともあれ印象的な一冊です。

  • 映画を観てから読みました。
    10代の真っ直ぐな想い、30代の生き方や葛藤についてよく描かれた作品だと思います
    年代を問わず読むべきです
    映画は特に良かったです

  • 「良い話」ではあるけど、リアリティに欠けていて想像が難しかった。
    設定がよく理解できなかった。
    一つ一つの出来事はよくわからなかったけど、ストーリーは良く、甘酸っぱい初恋という感じがした。

  • この本を読んでから気になってた映画を見た
    感動した
    純粋だった頃と現実を知った今
    選択って大事
    考えるより行動すること

  • 映画は見ていませんが、額賀澪さんが書いた小説ということで、読んでみました。
    読み始めて、姉妹物として非常に面白そうに思いましたが、恋愛的な部分がちょっと分量が足りないというか拙速という印象を受けました。
    あおいの4才のころの気持ちが、あおいが高校2年生のときの恋愛感情に結びつくところが、あまりリアリティーが感じられなかったです。そこに、ちょっと違和感が残りました。
    姉妹の話の部分は、最後の方でも良かったです。

  • 映画があることを知らずに読みました。
    内容的には、若い人が読むものかなとは思いましたが
    自分にも問いかけたくなる部分があります。
    18歳の夢と希望にあふれた自分が31歳の自分を見て
    ガッカリする・・・。
    果たして自分はどうだろう?と考えさせられました。
    きっと18歳の私もガッカリするんだろうな、と
    思ったときに、たとえ理想の大人にはなれていなくても
    自分なりに頑張って充実した生活を送っているよと
    言えるようにならないとなと思える1冊でした。
    久々の読書だったので、次は長編読みたいかな。
    薄かったので通勤電車だけでも1週間で読めました。

  • 映画から入りましたが、面白く読めました。独自設定も雰囲気を壊さない程度だったかと思います。

  • 成長した自分が、自分が望んだ自分ではなかった。
    自分自身が「置いていかれた自分」だったというのはどんな気持ちだろう。
    彼は真っすぐすぎる。
    一人でお堂にいる間、彼は何を考えていたのだろう。
    真っすぐすぎてつらい。

  • 映画は見てません。

    青春っぽさはあります。
    夢を追ってる人には響くのかも。
    何かやりたいことがあって上京したい、みたいな気持ちにはなったことがないので
    共感できるポイントは多くないのかも(;´∀`)
    面白かったですが。
    あおい目線で進む話は、あおいの心の中の葛藤も覗き見れて
    苦しさとかも伝わってくるようでした。

    映画だとどのような見え方になるのか気になりますね。

  • 高三のしんのすけは同級生とバンドを組み、村のお堂で練習
    卒業後はあかねと上京のつもりだったが交通事故で両親が亡くなり、幼児のあおいと暮らすため独りに
    13年後、演歌歌手のバックバンドで故郷に戻るが、高三のあおいはガッカリ、お堂には生き霊のしんのすけが
    地震で土砂崩れのあかねを探しにしんのすけはあおいと空を飛ぶ
    「井の中の蛙 大海を知らず されど空の青さを知る」

  • 今と昔の姿で現れた初恋の相手、また主人公の姉の恋人であった男と再会する。
    主人公と姉の友情がとても良い。が、映画がおもしろそうだったので期待していたが、思ったようなストーリではなく残念。男の一途な気持ちが可愛らしい。

  • 映画のノベライズ。映画は視聴済みなので、わりと早く読めた。家族とほのかな恋と再出発の話、かな。高校生のあおいにも、大人のあかねや慎之介にも共感出来る。
    映画でもそうだったけど、あおいがあかねのノートを読むシーンはジーンときた。

  • 「あの花」「ここさけ」同様に舞台は埼玉県秩父市。高校2年生の相生あおいは進学せずバンドで天下をとると宣言し、年の離れた姉あかねを心配させる。ある日ギタリストになると上京したきり疎遠になっていた、あかねの元恋人の慎之介が秩父へ帰り、あかねと再会する。同時にあおいの前に、高校生の姿の慎之介こと”しんの”が現れた。次第に”しんの”に惹かれていくあおいだが「姉の恋人」であることに苦悩する。絡み合う2つの恋の行方は…。青春純愛ファンタジーで、素敵な物語でした。映画が楽しみです。

  • バンドと恋愛を題材にしたものだが、あまり捻りのない物語だった

  • 映画もマンガも知らず、小説から。
    空を飛ぶシーンでは、映画を見たくなりました。

  • 「あの花」、「ここさけ」と観てきたからこそ気になっていたが、今作が一番良かった。「井の中の蛙、大海を知らず。されど空の青さを知る。」の言葉を大切にしたいと思った。

  • アニメ化されるということで購入。

    超平和バスターズ原作ということで、過去の作品にあった要素「秩父」「霊」「過去に縛られている」などが散りばめられていました。ただし、「霊」に関しては、主人公だけ見ることができるのに対し、今回は主人公限定ではなく、普通に見ることができます。
    主人公のあおいに焦点を当てながら、たまに慎之介の視点を交えながら、物語は進行します。
    ノベライズということで、一つ一つの場面が解説っぽい進行になっていたため、あまり奥行きというものはないように感じました。段々と読むにつれて、突拍子もない展開になるため、これってパラレルワールド?と思ってしまいました。
    どっちかというとライトノベルよりの話で、若者向きだなと思いました。そろそろ「秩父」や「過去に縛られている」系の話は、脱却してもよいのではと個人的に思いました。どうしても過去の作品と比較してしまうので、新しい分野にも挑戦してほしいなと希望したいです。

    夢と現実との差に悩みながらも、もがいている姿には、リンクするところもありました。そのまま突き進むだけでなく、過去に思っていた夢や思いをちょっとずつ軌道修正するのも選択肢として良いかなとふいに思ってしまいました。

  • 「されど空の青さを知る」、素晴らしい言葉です。自分にとってその空は何なのか。モノでもいい。人でもいい。文字通り私たちを包む空でもいい。空の青さを知った人は強い。強くなれる。まだ夢の途中でもがいている人たちへの希望の物語。

  • 岡田麿里脚本の新作が公開になると知って読む。脚本を小説化するだけなのに何で人に任せるのだろう。新海誠は映画の結末がハッピーエンドでないものが多く小説でその言い訳をしているように感じたが、この映画は本作のままなのだろうか。しかしまたしても超常現象頼りになったのはちょっとがっかりしたし生霊に恋までしてしまっちゃダメだろう。更に本作も岡田麿里のひきこもり経験が色濃く反映しており、もうそろそろ脱却してもいいのではないだろうか。映画で見るとどう感じられるかは楽しみではある。

  • なんか「あの花」を
    ちょっと思い出すような
    そんな物語でした。

    しんのと慎之介
    今の自分が高校生の自分に
    会ったらどうだろう
    胸を張って
    大人になるって
    いいもんだって
    言えるのか?
    なんて考えてしまったなぁ

    本のタイトルの意味を知った時
    うるっと来ました。

    映画観に行こうと思ったね

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著者プロフィール

1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒業。2015年、「ウインドノーツ」(刊行時に『屋上のウインドノーツ』と改題)で第22回松本清張賞、同年、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞する。著書に、『ラベンダーとソプラノ』『モノクロの夏に帰る』『弊社は買収されました!』『世界の美しさを思い知れ』『風は山から吹いている』『沖晴くんの涙を殺して』、「タスキメシ」シリーズなど。

「2023年 『転職の魔王様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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