- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041086650
作品紹介・あらすじ
ハーモニー・プログラム、意識の消滅、ミァハの過去……。再会した父・ヌァザが語った事実に、トァンは……。
感想・レビュー・書評
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伊藤計劃の名作、ハーモニー。「報酬系の相互干渉がフィードバックを伴う再起的構造を取る。人間の意思が安定せず非合理的で予測が困難なのはこのためだ。だから、報酬系の価値評価曲線の調整というプロセスとしては単純な方法で制御することで混乱を避ける。調和の取れた意思を人間の脳に設定する技術とシステムをハーモニー・プログラムと呼ぶ。しかし、意識の消滅が副作用として起きてしまった。」これが、壮大な計画であり、ついに明かされるメインテーマである。主人公のトァンは、ついに父親、そしてハーモニー計画の首謀者の一人、霧恵ヌァザに会う。そこで、御冷ミァハがチェチェンにいること、ハーモニーシステムを使おうとしていることを知る。
しかし、この難解な内容をよく漫画に落とせるなと。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画で百合として色合いが強く押し出されたけど、原作のみだとディストピア作品として生命至上主義での意識の所在や自由意志、人にとっての本当の幸福とは?の思考の探求があったが漫画の場合は最終地に何があって何が残るのかが楽しみです。映画はミァハが飛び跳ねるシーンは今でも情景が浮かぶほど美しかった。
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