義眼堂 あなたの世界の半分をいただきます (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA (2020年2月21日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041087411
作品紹介・あらすじ
<鬼>の美青年と<付喪神>の少女が不思議な義眼で悩みを解決!
【ストーリー】
高円寺の地下にある、悩みを抱えた人々が一度だけ辿りつける場所「義眼堂」。そこは片目と引き換えに、特殊な力を持つ義眼でどんな願いも叶えてくれるという。相談者たちを迎えるのは、和装美青年のはぐれ鬼・千瞳悼水(せんどうたくみ)と巫女姿の付喪神・八百万紅蓮(やおよろずぐれん)。彼らは今日も、空気が読めないOLや、妹にコンプレックスを抱く姉など、噂を知って訪ねてきた人間の願いを思いもよらない形で叶えていく。心温まる現代あやかしファンタジー!
【人物紹介】
千瞳悼水(せんどう・たくみ)
“義眼堂”の主人である「鬼」の美青年。
とある目的で、悩みを抱える人間に
特殊な義眼を与えている。
八百万紅蓮(やおよろず・ぐれん)
千瞳の助手を務める巫女姿の少女。
正体は国宝級の古地図の「付喪神」。
瀬島茫洋(せじま・ぼうよう)
バー“マチバ”の店主。
正体は千瞳と同じ「鬼」だが、
完全に人間社会に溶け込んでいる。
【目次】
プロローグ
第一話 感情の波が見える目
第二話 関心が鳥の姿で見える目
第三話 五年後の姿が見える目
第四話 人と人をつなぐ糸が見える目
エピローグ
感想・レビュー・書評
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2020年2月角川ホラー文庫。書き下ろし。鬼と地図の付喪神が不思議な義眼を用いて人の悩みを解決するファンタジー。ちょっとしたひねりもあったりして、なかなか面白いお話でした。鬼と付喪神に秘密があるようで、ところどころで、秘密の一端が顔を出すのですが、謎が残ります。そういうところも面白い。
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鬼と付喪神が人間の様々な悩みを片目を引き換えに解決するお話
人間の悩みを解決するということでその章での主人公が変わっていくが、間に挟まれた鬼と付喪神の掛け合いがとても面白い
誰もが悩んだことを誰もが欲しいと思っていた力(人の感情を目で見たいなど)を使い解決、成長していく その過程が丁寧に書かれている
続きそうなところで終わったので次回作にも期待 -
義眼により与えられた不思議な能力を通じて、さまざまな悩みを解決していくほっこりストーリー。なのだけど角川ホラー文庫から刊行されているせいで「これはどこかで絶望のどん底に落としてくるんじゃないか?」と疑心暗鬼になりながら読んだ。結局そんなことなくて安心。著者紹介の一文目に「コンサル会社社長」とあったが、作中の仕事の悩みや解決に至るまでのプロセスなんかは経歴を考えると「あー」という感じ。
著者プロフィール
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