彩雲国物語 九、紅梅は夜に香る (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 191
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041087428

作品紹介・あらすじ

任地の茶州から王都へ帰ってきた、彩雲国初の女性官吏・秀麗。しかし久々の故郷に喜ぶ間もなく、彼女はある出来事の責任をとるため、高位から一転、冗官として再出発することに。さらに一時登城禁止を言い渡された秀麗は、街で自分にできることを探し始める。周りの皆に見守られつつ、動き回る秀麗だが、突然ヘンテコな貴族のお坊ちゃまに求婚されて――?
またもや嵐が巻き起こる! 超人気シリーズ第9弾は、満を持しての新章開幕!
アナザーエピソード「王都上陸! 龍蓮台風」を特別収録。

感想・レビュー・書評

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  • このテンションが続くのがすごい。文体が崩れて行っている気がする…。
    2021/2/16

  • タンタンと静蘭の言葉の掛け合い的な会話が面白い。静蘭はタンタンだと燕青と一緒の時より素になっているようです。二面性がより濃く出ていて良い。

    タンタンは本当はとても頭の良い人でしょう。本人も気づいてないが。性格的に前面に出て来ないと言うか。それがまた良いところと思う。

    アナザーエピソードで藍龍蓮の謎が少しわかってきた。劉輝と静蘭の兄弟に戻ったかのようなシーンが良かった。 

  • 再読(2020/01/28初読)

    9巻はタンタン話で,物語の大きな流に関係する話はあまりない.霄太師を含め彩八仙はほとんど活動せず.

    わかったこと
    秀麗はたぶん子供ができないようなことを,茶州で葉医師から言われている.
    七家,縹家,王家の九家は,何があっても,直系の血を継がねばならない.それを守るために仙洞省がある.

    ここまできたら,10巻も読み直すか.

  • ついに待望の続編〜!!
    表紙の色が素敵!この表紙は、悠舜様!
    慶張の告白、何度読み返しても泣ける。男前過ぎて惚れる。幸せになってほしい。
    アナザーエピソードでの龍蓮と楸瑛の兄弟の邂逅はほっこりした。
    あまりに自家に対する楸瑛の不可解な挙動が気になる。アニメではよくわからなかった藍州編、楽しみ。

  • 表紙にもなっている彼。
    この段階で怪しい目で見てしまう。

    短編の劉輝と静蘭が短い時間でも兄弟として過ごせてよかったなとおもいます。色んな兄弟の形が見られるお話でした。

  • ある意味、再読になるので、悠舜が宰相を受ける場面は今後の物語が一気に頭に浮かんで「うわぁ~」となりました。
    そして、タンタン登場巻、嬉しいです。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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