- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041087473
作品紹介・あらすじ
障害者だけでなく、人は誰でもどこかに不自由を抱えている――。「自閉症」という障害への思い、会話ができないからこそ見えてくる日常の様々な気づき。自らの「七転び八起き」の歩みが詰まった一冊!
感想・レビュー・書評
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「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」「飛び跳ねる思考」とともに再読した。
壊れたロボットの中で困っている自分。
すごい状況。
思うように自分で自分の体をコントロールできない。考えていることを人に伝えられない。
思考だけが深まる。
どんな過酷な状況なんだ。
その中で希望を失わないでいられる?
閉じ込められるって、怖い。
考えられる中でも最も過酷な人生。
決めつけで人に接するのはやめよう。
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「どんな自分も自分なのだと許すことができれば、その時の自分を認めてあげられるような気がするのです。」
この本には著者の過去を振り返る素晴らしい力と読み終えた後に優しい気持ちになれる程素敵な言葉がたくさんあります。著者は、自閉症者としての内面を伝え続けていますが、これは自閉症者だけではなく、普通の人にも共通する思いではないかと思います。会話が出来ないからこそ見えてくる、何気ないようで大切な多くの出来事があふれる心温まる一冊です。
京都外国語大学付属図書館所蔵情報
資料ID:604124 請求記号:914.6||Hig (単行本のみ所蔵) -
きもちを伝える努力を続けることは、必要なことで、力になる
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感謝で大切なのは、まず感謝できる状況にある自分に感謝すること、
短い文章の中にはっとさせられる言葉が沢山あった。