TURN 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 235
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041087565

作品紹介・あらすじ

生活安全課で研修となった恵平は、見回り活動中に、郊外から遊びに来た女子中学生と出会う。急な生理に困っていた少女をフォローし、役に立てたと喜ぶ恵平。しかし数日後、少女が出血多量で突然死して――。

感想・レビュー・書評

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  • 内藤了『TURN 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』角川ホラー文庫。

    生活安全課研修中の新人女性警察官・堀北恵平を主人公にしたシリーズ第4弾。シリーズを重ねる度に謎が少しずつ明らかになると同時にさらなる謎が深まり、面白くなって来た。多くの謎を次回に持ち越したために、やや消化不良の結末ではあったが、シリーズ第5弾への期待が大きい分、高評価とした。

    プロローグに描かれた60年以上も前の大昔、うら交番の柏村の時代に起きた奇怪な猟奇殺人事件は現代を舞台にした本編とどう関連していくのか……

    さて、本編である。工事現場で男性の転落死が発生する。当初は事故死と思われたのだが、検死解剖の結果、他殺であると見破ったのは何とあの検死官の石上妙子だった。

    その後、恵平が見回り活動中に女子中学生を助けるが、信じられないことに数時間後に出血死する。死亡した女子中学生は妊娠しており、経口堕胎薬を飲んだことが原因と思われた。やがて、女子中学生の死は工事現場で殺された男性と奇妙な繋がりを見せる。

    本体価格680円
    ★★★★★

  • 警察の縦割り行政の問題とか考えてしましたわ。
    連携も下手だし、縄張り意識も強い。
    今、大きな事件があったら、なかった事にされそうだね。

  • 死神女史が登場して「お嬢ちゃん」だなんて言うものだから、デジャヴすぎてもはやどのシリーズなのかわからなくなってきました(笑)。終了した他シリーズとここまでリンクさせなくてもと思うけど、内藤さんの作品の検死官は女史以外ありえないですよねぇ。ウキウキしました。

    妊娠の事実をなかったことにするビジネス。消えた嬰児の遺体がどう利用されたのかまでは知りたくないから、克明に記されていないのが救い。

    「終了した他シリーズ」って書いたのに、保先生のスピンオフが今月末に出るではないですか。私も含めてよほど“藤堂比奈子”ロスに襲われた人が多かったのでしょうか。そのうち恵平も七味缶を握りしめないか心配(笑)。どうか恵平は恵平らしく。

    なんだかんだ言うても保先生のスピンオフは出たらすぐに読みたい。

  • 堀北恵平シリーズ4冊目。
    でも何故か2冊目と3冊目を読み飛ばしてたー。

    今回はかなり残酷だった。
    なんて残酷なことすんだよと読みながら物語に引き込まれて怒りながら読んだ。

    そしてすぐにでも2冊目と3冊目を読まなきゃ。

  • シリーズらしいから好きな人は多いんだな。一生懸命な巡査見習いの真面目可笑しい行動が思わぬ犯罪の解決に一石を投じる。全てがデジャブに感じるけどちょっとしたSFもどきありで、楽しく読めた。次作も読みたいと思った。

  • 2020/11/3
    死神女史の登場の予感にどれだけワクワクしたことか。
    キターーー!!!ってなったよね。
    小説のリンクってなんでこんなにいいんやろう。
    世界の存在をより感じるからかな。
    おもてうら交番のこのシリーズは最終的な着地点がまだわからない。
    恵平ちゃんも考えてるけど私も同じように考えてるよ。
    毒親の地獄にいた真弓という少女が、周りの力も借りながら無事抜け出して欲しいと思う。
    気になるから恵平ちゃん時々見に行って欲しい。

  • いつも通りサクサク読了。
    犯人がえっこの人だったの?!っていう展開もなくけれど取り上げている話題が面白いのでやっぱり次も買おうかなと。
    猟奇、というよりも子どもに対する残虐さ、「なかったことにする」というフレーズが印象的でした

  • シリーズ第4弾。

    今回はけっぺーちゃん少し暴走ぎみだったな。
    事件自体もすっきり丸ごと解決!ではなく、ややぼんやり終わった感じ。
    石上女史出てきたのは、興奮しちゃいました。

    東京駅うら交番の謎も気になるし次も楽しみだなぁ〜♪

  • 東京駅おもてうら交番シリーズ・堀北恵平シリーズ、4作目。

    今回の恵平の研修場所は生活安全課。研修警察官としてちょっと突っ走ってしまうところがあった恵平だけど、そこは新人警察官らしい正義感の強さが出てて悪くない。比奈子ちゃんのシリーズで比奈子がちゃんと成長していく姿を見ているから、恵平もきっと上手く成長していくはず、と期待しながら読んでいます。そして、今作では死神女史まで登場。前作で三木さんが出てきた時も嬉しかったけど、死神女史は更に嬉しいサプライズ。シリーズを跨いで、こちらでもレギュラー化してくれると嬉しいキャラです。
    事件の方は今回、決して全面解決とはいっていないような。もしかしたら、後々、関係してくるのかな、前シリーズみたいに、、、。うら交番の柏村さんの件もあるから、どう繋がっていくのか予想はつきませんが。うら交番にまつわる呪いめいたものも、不穏ではあるものの恵平の屈託のなさに救われる。とは言え、相棒役の平野がきちんと現実をわきまえたストッパーになっているから、変なお気楽ファンタジーにならずに済んで良いのかも。今後の展開が気になるシリーズ展開になっていて、次回も楽しみデス。

  • 今後に繋がりそうな展開。
    話の内容的には、あまりパッとしない内容だった。

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著者プロフィール

長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー.。同作からはじまる「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズは、猟奇的な殺人事件に挑む親しみやすい女刑事の造形がホラー小説ファン以外にも支持を集めヒット作となり、2016年にテレビドラマ化。近著に『DOUBT 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』(角川ホラー文庫)、『ネスト・ハンター 憑依作家 雨宮縁』(祥伝社文庫)がある。

「2021年 『蠱峯神 よろず建物因縁帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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