地獄くらやみ花もなき 伍 雨の金魚、昏い隠れ鬼 (5) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2020年9月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784041087589

作品紹介・あらすじ

〈地獄代行業〉の西條皓は、次期魔王を巡る後継者争いに勝利するも、その座を返上し、変わらず青児を助手として日々を過ごしていた。そんな時、旧家で不審死が続き、皓へ依頼が持ちこまれる。当主は事故死、孫娘は自殺と思われたが、依頼人は北原白秋の童謡詩「金魚」に見立てた連続殺人だと話し――。歪な家族がひた隠す、十年前の少女の死の謎。そして三匹目の金魚として殺される者とは。美少年探偵の地獄堕とし事件簿、第5弾。

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれる連続殺人事件と、登場人物たちの深い絆が織りなす物語が展開されます。今回は、主人公皓の代わりに紅子が探偵役となり、青児と共に金魚にまつわる不審死事件に挑みます。青児の過去が明らかになる中、...

感想・レビュー・書評

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  • 第5弾!

    地獄出張所は、誰なるかは、前回でひと段落。

    3話あり!(ほぼ2話)

    「狂骨あるいは金魚の幽霊」
    蘭鋳(ランチュウ)品評会でも有名な家。
    その一家での事件。

    北原白秋『金魚』とともに…3人を…
     ……

     母さん、帰らぬ、さびしいな。
 金魚を一匹突き殺す。

     まだまだ、帰らぬ、悔しいな。
 金魚を二匹締め殺す。

     なぜなぜ帰らぬ、ひもじいな。
 金魚を三匹捻(ね)じ殺す。



    ちなみに、ランチュウ独自の飼育法
     ランチュウには個体の形体、色彩、泳ぎ方を審査する「品評会」という文化があるため、愛好家は品評会で良い成績を出す個体を育成するために「親魚の選定」「繁殖」「仔引き」と呼ばれる稚魚の育成から選抜まで1年かけて行う

    これをランチュウでなく…

    うわっ!これ良かった〜!
    めっちゃ怪しい!ドロドロ〜!

    「座敷童子」
     サバイバーズ・ギルト〜.°(ಗдಗ。)°.
     ツラい〜.°(ಗдಗ。)°.

     サバイバーズ・ギルト(生存者の罪悪感)とは、災害、事故、戦争、虐待などの生命の危険を伴う出来事において、周囲の人々が亡くなる中で「自分だけが生き残った」という状況に対し、生き延びた人が抱く罪悪感や自責の念のこと。

    「夏の終わりあるいはエピローグ」
     凛堂兄弟復活!共闘〜!!!


    +++++【闇散策 (⚭-⚭ )ジー 】+++++

    おびのりさんから、闇散策指令あり!
    映画行くついでに、早速、この作品にも出て来る小野篁さん関連、見てこ〜♪

    祇園四条で降りて、南座超えたとこの道入って、テクテク歩く、途中で八坂通入って、テクテク〜

    ①六道珍皇寺(閻魔さんと仲良し)
     小野篁さんの木造も、地獄と通じてる井戸も窓越しからなのはツラい(T . T)
     もう少し、近くで見たかったなぁ。
     がら空きやから忍び込もか!www
     閻魔さんに挨拶出来んやんw
     なんか、5名以上で、予約したら建物内も入れるっぽい。
     だいぶ焼けてたけど、名前も忘れたけど、タヌキのアニメのポスター貼ってた。アニメの聖地みたい。知らんかった…
     小野篁さんにお祈り(*˘︶˘人)

    ②安井金毘羅宮(呪い怖っ!)
     六道珍皇寺の近くだし、ついでに。
     縁切りで有名。
     ええけど、ここ人いっぱい!
     どんなけ、縁切りたい人おんねん!
     ちなみに、ここは、縁結びもある!
     一応、お祈り(*˘︶˘人)

    ③本能寺(信長さん最後のとこ)
     映画館の近く。
     久々に行ったけど。
     新京極に通じる抜け道どこ行ったんやろ?河原町出口あるけど勘違い?
     昔は、ショートカットの為だけに通ってた…(^◇^;)
     ほんまもんは、燃えてるし、近代化されてて、本能寺の変の雰囲気はない…
     信長公にお祈り(*˘︶˘人)

    ④誓願寺(よく通ってたけど知らん)
     映画館の近く。
     一瞬だけ、総本山みたいやけどらめっちゃ小さい!
    新京極通ってあるのは知ってたけどはじめて入った!
     なんか、お寺の人に、声かけられたら、怖いから、お祈りナシ(^◇^;)


    ***** 【 映画 (°▽°(°▽°)°▽°)ジィー…】*****

    土曜日は、映画!

    「MERCY/マーシー AI裁判」

    クリス・プラット主演やけど、2週目で上映本数2本とは…_| ̄|○

    基本は、判事さんのAIとの対話なんで、予算かかってないような気はする。
    でも、地道に証拠固めて、自身の罪を晴らすのは好きやけどなぁ…
    地道と言っても、AIの協力あるんで、そこら中のカメラやら、コンピューター侵入し放題やからね!
    仕事は早い〜!www
    AIさん!判事より刑事して〜!

    • bmakiさん
      ウルトラマンさん、一回くらいお金払って入って!!入るだけならそれほどかからないんじゃないですかね?って調べてみたら800円!高かった!
      ウルトラマンさん、一回くらいお金払って入って!!入るだけならそれほどかからないんじゃないですかね?って調べてみたら800円!高かった!
      2026/02/15
    • ultraman719さん
      アツさん

      コースター…
      ユッキーさん的には、神聖なイメージですよ!w
      ご加護があるような…
      アツさん

      コースター…
      ユッキーさん的には、神聖なイメージですよ!w
      ご加護があるような…
      2026/02/15
    • ultraman719さん
      bmakiさん

      でしょ!
      ライトアップ・ショーみたいなのがあれば行こうかな?前にあったんですけどね。
      下鴨神社もその時に行きました。(それ...
      bmakiさん

      でしょ!
      ライトアップ・ショーみたいなのがあれば行こうかな?前にあったんですけどね。
      下鴨神社もその時に行きました。(それまで、行った事ない…)
      2026/02/15
  • 大好きなシリーズ。地獄くらやみ花もなき。沼。

    第一怪 狂骨あるいは金魚の幽霊
    皓さんに代わって今回は付き人の紅子さんが探偵をすることに。
    罪人の姿が妖怪に見える青児を引き連れて、金魚の屋敷にて北原白秋の詩に見立てられた過去の殺人事件の真相に挑む。

    第二怪 座敷童子
    今回の舞台は青児の生まれ故郷の神奈川県。
    幼き頃お世話になった人物に偶然出会い、屋敷を訪れるが‥。
    青児の幼い過去も明らかに。

    ‥‥

    「この世には、百年続く約束もあるのかもしれない。」

    鬼の皓にとっては刹那の百年。青児にとっては一生の百年。時の流れが異なる2人が共に歩むことを約束した百年は、とても尊い時間なんだなあとしみじみ‥。この時間がいつまでも続いてほしい。

    2人仲良い場面でほのぼのするが、毎回2人は命の時間が違うんだよなあってことを思い知らされ苦しくなります。

    逃げ癖、諦め癖が強い青児が、皓と約束した百年のために、殺人者に追われながらも生きるために向き合うのが印象的でした。


    ‥‥今回お話もコミカライズしてくれませんかね?!(必死)

    2024年2月12日

  • 金魚に縁が深い鴻家で起きた連続不審死事件を依頼されたが、前巻での老害(笑)絡みで行けない皓に代わり、紅子さんが青児を引き連れて探偵役となる話と、青児が墓参りで里帰りした際に子供の頃に縁のあった旧家に纏わる座敷童子の因縁に巻き込まれる話の二編。紅子さんの容赦ない活躍振りとそっけない中に秘める実は…が素敵。青児が単独で奮闘する後半の話は迫ってくる危機の緊張感にどきどき。田舎そういう所あるよな、と判る自分が嫌だ。どちらも静寂の中にほとりと落ちる黒さがじわりと効いてくる流れが良い。幕間に凛堂兄弟の日常話があるが、棘が青児化してる様な気がしてならない。そして盛大なる次巻への引き。どう進む?

  • 新章突入。
    短編だったけど、読みごたえはあり。
    特に2本目は、結構怖すぎた。なんかホラー要素が強めで(ホラー好きな人にはホラーじゃないレベルかもしれないけど。)最初からこの感じだったら読みきれなかったかも。

  • 紅子さんが時々それが当たり前のように嬉しい事言いますよね。今回で言うと青児さんが紅子さんではなく皓さんの助手だと言ったの。確かにそうだけどそれがとてつもなく嬉しい。

    青児さんのなかなかな子ども時代。

    青児さんの背負い投げは偶然か?って思いましたけどまさか鳥栖さんの所で習ってたとは。
    自分から妖怪のことを調べたり、咄嗟に動けるようにと稽古をつけてもらったりと、皓さんと一緒に居るために頑張ってると思うとこっちまで嬉しい気持ちになりますね。

    協力という言葉が似合わない人達が集まってしまった。

  • よい
    この世界観だいすき

  • 魔王決定戦はひとまず終わったものの、探偵業はまだまだ続く。
    今回は皓さんに変わって紅子さんが探偵。
    皓さんより容赦ない。
    金魚の蘭鋳に魅入られた女とその子供たちの話もエグいけど座敷童の話もエグい
    田舎の一家団欒怖い

  • 第二部一作目は短編2篇。紅子探偵は容赦ない…。
    今回も人の悪意が物凄かったです。「金魚楼」にせよ、青児の地元の名家にせよ。
    よくわからない繁栄と没落を「座敷童子」のせいにするというのは腑に落ちる説です。
    凛堂兄弟、こんな形で帰国とは。小野篁さんも普通に復帰してるし。続きも楽しみです。
    北原白秋の「金魚」の詩、凄いな。西條八十が最恐だと思ってたけど白秋もなかなか。

  • いつもとは異なる設定がとても良かったです!
    紅子さん最高〜〜〜!!
    綺麗で可愛らしい方で最高です。
    今回の話でもっと紅子さんのことが知れた気がします。
    初めから思ってはいましたが、皓と青児はナイス相棒と言いますか…その絆がさらに深まっているのがたまりません。
    お互い応えあっているのが微笑ましいなと思いました。
    棘、がんばって。
    さて、次に進みます〜!

  • 第5巻。
    今回は短編2つ。
    青児の家族は宝くじが当たり沖縄へ移住。羨ましい!

    ロンドンへ逃亡していた凛堂兄弟も日本へ戻り、次巻は篁さんを含め5人揃っての合同調査。
    仲良くとまではいかなくとも、ようやく敵対しなくなったことが嬉しい。

  • 金魚がモチーフなだけに、描写がなんだか彩度高めで艶やかだった。今回は珍しい青児と紅子コンビだったが、紅子さんもなかなかの手腕。なんだかこれは映像で見てみたいなと思った。

  • もともと第4巻までで構想されていたがために、
    若干付け足し感は否めない。
    とは言いつつ、安定の面白さ&読みやすさ。

    今回は紅子さんのお当番会。
    そして凛堂兄弟のその後の小話。
    各々の活躍がありながら、最終章で次への期待が高まる。

  • #読了 前巻で大団円を迎えたわけだけれど、6巻へ続く幕間のような物語だった。
    金魚にまつわる謎を解明する前半は、紅子さんが探偵役で青児は文字通り金魚のフンのように後をついていく感じ。紅子さんが表立って活動するのが新鮮で、紅子と青児のかけあいも軽妙で面白かった。
    後半は青児が故郷に戻るお話。家族の中でないもの扱いの侘しさが際立ってしんみりしてしまうけど、とりあえず青児のご両親は元気溌剌のようで何より。
    凛堂兄弟とも再会を果たし、さて6巻ではどうなるのか。楽しみにさせられるエンディングでした。

  • 金魚の話も最高だったし隠れ鬼の話も最高だったし幕間も最高だったしエピローグも最高だった。100年添い遂げる努力がいじらしくて、そりゃ全力でなでなでする。寿命の異なる異種交流譚は良いものです。

  • 1冊で1話の長編の気で読んでて、まだ半分くらいページ残ってるのに話が終わりそう…て思ったら、短編2話収録されてた。
    1話目はちょっと複雑だったけど、2話目は分かりやすかった。

  • シリーズ既刊全部一気に追いかけてしまったー楽しかった。ホラー系ミステリー。ホラーは苦手なわけではないのだけれどあまり読んでなかったので、とても新鮮な気持ちで、時折そわそわビクビクしながら。最後まで楽しかった!!続きも楽しみ。続きは四人か楽しみ。変わらないまま変わっていくみんながいいなぁ。

  • 読了

  • 20250507

  • 漫画の続きを読もうと思い。1日で読み切りました、面白かった!

  • 紅子さんの腕力にもの言わすやり方、潔くて好き。
    でも確かに探偵には向かない。

    今回は老が……もとい、某総大将のせいで皓は不在、もしくは後から駆けつけるので、謎解き担当としてはあまり役に立っていないという珍しいパターン。
    新章突入から変化球である。

    その代わり、謎解きをするのが紅子さんだったり、ペット…もとい、青児自身だったりと面白いパターン。
    特に青児が自力で正解を導き出す展開は、彼の成長が見えて嬉しかった。
    彼は頭脳面以外でも成長が見えるシーンもあるので、著しいその伸び代に感動を覚えるほど。
    嬉しい、嬉しいぞ!

    見立て殺人に青児の故郷でのホラー的展開、ミステリとしてもホラーとしても非常に面白い展開。
    一方で、そのまま引っ込んでいて欲しかった面子は、ある方の策略によりまたご一緒する羽目になる模様で。
    好き勝手してるな、あの老が……もとい総大将は。
    青児の胃が心配でぶっ壊れそうな状況のままで露骨に次巻へ続くので、この巻は壮大なプロローグだった模様。
    次巻あの面子で何が起きるのか……今から不安しかないのである。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。2017年「地獄くらやみ花も無き」で、第3回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉を受賞。同年、「折紙堂の青目鬼 -折り紙あやかし事件帖-」で、第5回富士見ラノベ文芸大賞〈審査員特別賞〉を受賞。

「2023年 『地獄くらやみ花もなき 捌 冥がりの呪花、雨の夜語り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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