- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041087893
作品紹介・あらすじ
やったぜ! 映画化!! 『ドクター・ドリトル』2020年3月20日全国ロードショー!!
世界中で愛される、動物と話せるお医者さんの物語。第1弾。
【動物と話せるお医者さんのびっくりゆかいな大冒険!新訳&挿絵付】
装画・挿絵:ももろ
※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の漢字表記や表現を大人向けに加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビを最低限にまでへらしたものです。
●あらすじ
ドリトル先生は動物のことばが話せる、世界でただひとりのお医者さん。でも患者は動物ばかりで人はよりつかず、いつも貧乏。
ある日、ジャングルのサルの間で広がる、おそろしい伝染病の話を聞き、仲良しのオウム、子ブタ、アヒル、犬、ワニたちと、船でアフリカへむかう。
凶悪な海賊との対決、世にもめずらしいボクコチキミアチとの出会い…。
世界中の子どもと動物に愛されるお医者さんの名作を、新訳とかわいい挿絵で楽しもう!
●この本に登場する人間と動物たち
・ドリトル先生
動物に大人気のお医者さん。人間の患者がよりつかないので、いつも貧乏。
・ダブダブ
おかあさんみたいに先生を世話するアヒル。いつも先生の心配ばかり。
・ポリネシア
物知りのおばあちゃんオウム。人間のことばが話せて、なんでもおぼえている。
・ガブガブ
食いしんぼうな子ブタのぼうや。泣き虫であまえんぼう。
・トートー
オスのフクロウ。計算が得意。耳がすごくいい。
・ジップ
とんでもなく鼻がきくオス犬。先生のおうちの番犬。
・チーチー
アフリカからやってきたオスのサル。ドリトル先生に助けられる。
・サラ
ドリトル先生の妹さん。先生の動物好きにあきれている。
・バンポ王子
ジョリギンキ国の王子さま。心がきれい。
感想・レビュー・書評
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テレビドラマや小説、日常生活でもよく耳にしている『ドリトル先生』ですが、実は、ヒュー・ロフティングというイギリスの児童作家さんによって、第一次世界大戦後という古い時代に描かれた児童向けのシリーズ作品だったとは、恥ずかしながら知りませんでした。
このブグログの新刊情報で、新訳の最新刊を見つけた時に、「ん!?ドリトル先生!?」と思い、気になり、ドリトル先生シリーズを調べました。
そして、角川文庫から大人向けの新訳版が出版されたということにたどり着き、1巻を読んでみよう!と思いました。
これがドリトル先生かぁ~
想像以上に凄い先生だった!
こんなに動物の言葉が話せて、世界中の動物から愛されていて、誰にたいしても優しい心を持っている先生だったのか!
ドリトル先生のお金に対する危機感のなさは、もう笑えます。
そして、冒険小説でもあるんですね。
旅をしながら繰り広げられる、ドリトル先生と動物たちの物語が、とても愉快で楽しく、そしてなんといっても、ドリトル先生や動物たちの垣根を越えた温かさに、癒される作品です。
あとがきで、作者であるヒュー・ロフティングさんが、第一次世界大戦で戦線に赴き、傷ついた軍用馬が射殺されるのを見て心を痛めたのがきっかけで、この物語を考えたと知り、そこに作者の動物に対する思いや、助け合う気持ち、命の尊さも含めてこども達に伝えたいんだっていう気持ちが伝わってきて、後から染々と胸に沁み込みました。
そして、こうやって、世界中で、どの年代の人にも現代まで読まれ続けている作品なんだなと、切に思いました。私も出会えて良かったです。
2巻以降も読んでいきたいと思います! -
久々に心温まるストーリーを読んだ。もともとは子ども向けに書かれた本ではあるが、動物愛を優しく描いた本作は大人だからこそ、心を温かくしてもらえるのではないだろうか。動物好きの私にとって、出逢えて嬉しい1冊といえる。
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映画公開もあるため興味を持ち購入
久々に自動向きの本を読んだが、とても楽しめた。
動物と話ができるドリトル先生と様々な動物達の冒険が、眼に見えるように想像できた。
続きもぜひ読みたい -
そういえばちゃんと読んだことがなかったな、と思って。
ドリトル先生は生まれつきの超能力かなんかで動物の言葉がわかるんだと思いこんでいたが、そうではなく、人間の言葉と動物の言葉の両方を操るオウムのポリネシアに教わったんだそうだ。ぼくも教わりたい。英語より、犬語や猫語が喋れるほうが面白そうだ。就職にだって有利に違いない。いまどき英語が喋れる人は珍しくもないが、動物語が喋れたらドリトル先生みたいに獣医になれば大賑わいだろうし、ドックフードを作る会社とかペット業界では引く手あまただろう。でも動物園や水族館に勤めたら、動物たちの恨み言を聞かされてノイローゼになりそうだ。ジャングルの動物たちにスポークスマンとして雇ってもらって、ゴリラにバナナもらったり、象に乗せてもらったりするほうが楽しそうだな。 -
映画名:「ドクター・ドリトル」
監督:スティーヴン・ギャガン
主演:ロバート・ダウニー・Jr、アントニオ・バンデラス
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「沼のほとりのパドルビー」に住む医学博士ドリトル先生は、大の動物好きで屋敷の中や庭園でも数多くの動物を飼っていましたが、診療所にも動物たちがたくさんいたので、いつしか人間の患者は来なくなってきました。そこで、オウムのポリネシアから動物語を習い、動物たちと話せるお医者さんになりました。ある日アフリカのサルの国から、ひどい疫病が流行しているから救ってほしいというお願いを聞いた彼は、犬のジップたちをひきつれて冒険の航海に出発しますが…。 -
小学校の時に読んだ以来か?
ストーリーは忘れているから楽しめたな。
著者プロフィール
ヒュー・ロフティングの作品





