新訳 アテネのタイモン Shakespeare Collection (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年10月24日発売)
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本 ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784041087930

作品紹介・あらすじ

アテネの貴族タイモンは気前よく友人や家来に贈与するが、膨れ上がった借金の返済に追われる。他の貴族らに援助を求めるものの、手の平を返したようにそっぽを向かれ、森の奥へと姿をくらましてしまい――。

感想・レビュー・書評

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  •  本作は内容の筋の粗さや不備の多さから、シェイクスピア作品のなかでも問題作とみなされる。それでも、財産とそれにまつわる人間関係の亀裂と裏切り、借金と自己破産など、現代社会にも当てはまる内容を扱っている。そのため、たとえ内容そのものに問題があるとしても、テーマそのものは、資本主義社会を生きる人々にとって考えさせられる。

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著者プロフィール

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

「2019年 『ヘンリー五世 シェイクスピア全集30巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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