ロード・エルメロイII世の事件簿 7 「case.アトラスの契約(下)」 (7) (角川文庫)
- KADOKAWA (2019年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041088135
作品紹介・あらすじ
決意とともに、故郷へ戻ってきたグレイと、エルメロイII世を待っていたのは、奇怪極まりない『二周目』であった。村の地下に広がる大空洞を舞台に、古き因縁と陰謀が渦を巻く。第四幕の結末や、いかに!?
感想・レビュー・書評
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主人公過去編下巻。
サーケイのキャラクターが良い。
アトラス院の院長の演劇風のリズムの良い長台詞の対比もあって、サーケイのアッドと似た軽口とその表情がより過去という物語の影絵のような現実離れ感を感じさせる。
まあ過去?と言うのにも秘密があるけれどこれを言ってしまえばネタバレになるし、途中までのナイフのいく先に関しては多分?があったけれど流石に魔術は万能ではないのだなと。
デウスエクス・マキナの夢であるならば全ては役者であれ、この心も偽物であろうか。
だから魂が用意されてなかったのかしら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グレイの過去と秘密についての話。
時間軸としては第五次聖杯戦争の開始直前。
グレイが故郷を離れるきっかけになった殺人事件。
そこで殺されていたのは『誰』なのか。
繰り返された『二周目』の世界でその謎を紐解くー。
アニメが2期やるならココからかなぁ? -
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00553328 -
2020/11/23 読了。
図書館から。
グレイが頑張ってましたねー。
師匠との出会いや半年の日常の結果が
少しづつグレイを強くしていったんでしょうね。
今回はグレイの母が一番強かったかもしれないけれど。
また会える日がくるといいなー。
スヴィンもフラットもよき出会いであり、
青崎橙子とのことも糧にしているし、かわいいわー。 -
母は強し、というところかねぁ。
あ、今回も聖槍でなかったな。それどころか最後は。
でも円卓の騎士の性格を模したのがあれって円卓って… -
死者と墓の物語。
そして、内面へ問いかける物語。 -
読了。