医療記者のダイエット 最新科学を武器に40キロやせた

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041088760

作品紹介・あらすじ

自分を変えようとしても、しんどい。
しんどいことは続かない。
怠惰な自分をちょっとずつ騙して、気づいたらやせているようにする。
変えるべきは、生活です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「やせて」と言われて「わかってるって」「がんばるから」という返事をしたことのあるすべての人のために、僕はこの本を書きました。
なぜなら、この言葉が決してウソでないことを、他ならぬ僕自身がよく知っているからです。

医療記者になった当初から、ダイエットをテーマにした取材を続け、自分でも実践してきました。
“走る哲学者”為末大さん、筋肉体操の谷本道哉先生、医師、管理栄養士、フィットネストレーナー……
このノウハウは、きっと多くの人がダイエットを成功させるために役立つと信じています。

この本では
1. ダイエットの原理原則を紹介します。
2. 現時点でもっとも正しいダイエットの情報を紹介します。
3. 意志だけでなく環境を変える方法を紹介します。

僕のダイエットの日々と一緒に、あなたも自分のダイエットを成功させてみませんか。

感想・レビュー・書評

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  • 第75回アワヒニビブリオバトル「おうち時間DEビブリオバトル」3時間目 体育で紹介された本です。オンライン開催。
    2021.05.03

  • 一冊ダイエットの本を挙げろと言われたら、これを勧めるレベルの秀作。

    紹介される人・文献のレベルや、ニセ科学・機能性食品、ダイエット業界、過剰な糖質制限への批判まで、すべて納得いく。

    ダイエットの究極の結論は言われなくても、カロリー管理と適度な運動なのはわかっていて、セオリー通りにやってみて、その後工夫しながらそれをいかに続けていくかがとうとうと語られる。しかしながら、正しすぎる。

  • ノートに記録済み

  • 「ダイエット」を科学的、実践的に書いてある本。

    勝間和代さんが提唱している「時間割引率」と同じことが書かれていた。(本書では「時間選好率」という言い方をしていた)肥満者には忍耐強さがなく、時間選好率が高い傾向があることが報告されている。時間選好率が高いということは、今日食べたり、飲んだりして得られる満足度を、将来健康であることの満足度より高くと感じてしまうということである。つまり、「未来の利益」よりも「目先の利益」を優先してしまう傾向があるということ。

    肥満症の治療においては、食事と運動習慣の改善に加え、第3の治療として認知行動療法が行われる。認知行動療法は、肥満者本人が治療の必要性を理解し、主体性を持ちながら継続して治療に取り組むことを目標にする。著者は、自分の主観と客観が大きく乖離していたことに驚いている。こうした主観と客観のズレを修正し、エネルギーを摂取から消費に傾ければ、人は必ず痩せる。大事なのはこのように、自分の意志の力がなるべく必要なくなるようにシステム化しておくこと。

    頭では分かっているんだけどね…

  • 医療記者の朽木誠一郎さんが自ら行ったダイエット(115kg→75kg)の模様を時系列で解説した一冊。筆者の主観ではなく、エビデンスベースで語られているので内容は信ぴょう性高い。SNSやウェアラブル機器、ダイエットアプリなどを利用した最新のダイエット手法であり、すべて数値ベースでいろんなストーリを挟んで語られているので面白かった。SNS上でダイエット宣言して逃げらない状態にしてダイエットに臨む手法は、他の分野(英会話習得など)でも使えそう。


  • 真正面からダイエットの理論と実践について説いた良書。わかっているけど、痩せられないのはなぜか? 食生活だけでなく、思考のクセや人間関係、社会構造までも視野に入れた議論は刺激的だった。日々の勉強にも役立つ本だと思う。

  • 3.7

  • 王道からはずれず、しかし困難な王道をいかに歩むかということが記載されたダイエット本。
    正しい理論と、それを実践するための実際の記録でとても参考になった。
    さて、何度目かのダイエットを、これを参考に開始しよう。

  • やはり、ゆるやかな糖質制限と筋トレが必要…。有酸素運動は生活スタイルに合ったいい方法を考えたい。

  • 40kg痩せて別人になった朽木くんの記録。
    エビデンスもしっかり載っているし、何より本人が実際に痩せたので信頼性が高い。

    本書にある計算式で、自分も1日に摂取していい脂質量を計算してみて青ざめた。そりゃ痩せないわ……しばらくサボっていた「あすけん」、ちゃんと再開しよう。

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著者プロフィール

1986年生まれ、茨城県出身。朝日新聞withnews副編集長・同医療記者。群馬大学医学部医学科卒。2014年メディア運営企業に入社、有限会社ノオトを経て2017年にネットの報道機関へ。医療報道部門の立ち上げに従事し、「医療記者」としての活動を開始。2019年に朝日新聞社に転職、2020年3月より現職。著書に『健康を食い物にするメディアたち』(ディスカヴァー携書)がある。

「2023年 『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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