ルクトニア領繚乱記 猫かぶり殿下は護衛の少女を溺愛中 (角川ビーンズ文庫)

著者 : さくら青嵐

• KADOKAWA (2019年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

オリビアが護衛するアルフレッドは、表は真面目な領主の息子、裏では女装で屋敷を抜け出す猫かぶり！　そんな彼に連れられ、男装したオリビアも『夜の街(ナイト)』へ。そこでノアと名乗る怪しい奇術師に出会い、二人で一座を調べることに。しかし襲撃を受けたオリビアは、護衛対象(アルフレッド)に守られる形で己の力不足を突きつけられて……!?　「おれの側から離れるなんて赦さない」女装殿下の独占欲が大暴走!?　第17回小説大賞奨励賞・受賞作!!

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2020年9月18日]

自由に動き回るアルフレッドに振り回されるオリビア。その行動に文句を言いながらも、アルフレッドのことを守りたいと心から思っているのが伝わってきて、応援したくなる。女でありながら、護衛騎士でもあること。それは想像以上に大変なんだろうな。、と思った。お互いを大切に思っているからこそのすれ違いはもどかしかったけれど、今後２人が離れることはなさそう。と嬉しくなった。