「本能寺の変」はなぜ起こったか 信長暗殺の真実 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041088982

作品紹介・あらすじ

天正十年、破竹の勢いで天下統一に迫りつつあった織田信長は、志半ばで京都・本能寺の炎に消え去った。信長の忠臣であった明智光秀は、なぜ主君に牙を剥かなければならなかったのか。豊臣秀吉、徳川家康、朝廷……、光秀の背後に黒幕は存在したのか。『下天は夢か』で信長旋風を巻き起こした著者が、豊富な史料をもとに「本能寺の変」の謎に肉迫。日本史上最大の難事件が、ついに決着の時をむかえる!? 解説・安部龍太郎

感想・レビュー・書評

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  • 信長の性格や振舞い明智の最期、亡骸の始末も細かに書かれていて驚いた。信長って思った以上に残忍な武者だった。

  • 直木賞、菊池寛賞作家・津本陽氏が迫る「明智光秀」の知れれざる闇に迫る!氏の代表作「下天は夢か」とは又異なる真実に近づけるか?

  • いま、何かと話題の来年の大河ドラマの主人公、明智光秀による本能寺の変の謎に迫った本。

    まぁ、結論としては、何か新し事があった訳でも無いともいます。むしろ、荒唐無稽な黒幕説を滅多切りにしたというのが、正しい気がします。

    明智光秀が、織田信長を討った理由について、あまり深く考えた事は無かったのですが、非常にわかりやすく、当時の政治、軍事の状況が解説されていたので、理解が深まりました。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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