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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041089026
作品紹介・あらすじ
幼き頃に江戸の大火で両親とはぐれ、吉原で育てられた佐保には特殊な力があった。体の不調を当て、症状に効く食材を見出すのだ。やがて佐保は病人を救う料理人を目指す。美味しくて体にいいグルメ時代小説!
感想・レビュー・書評
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みおつくし料理帖と似たような内容だが、もっと病気と治療に近い。作者もこの作品のために漢方の資格を取ったそう。多紀家の弟が頼り無い医者のように書かれているが、調べて見ると、こちらの方が後世に業績を残しているようですね。後書きにも続編のことが載っていないが、是非続けて読みたいと思った。
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主人公の佐保の明るさも魅力的で、佐保が作る漢方の食材をいかした薬膳料理が読んでいるだけで美味しそうです。最後のページには現代でも手軽に作れるレシピが載っています。
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三人称なのでちょっと話に距離がある感じ。真っ直ぐな佐保をはじめ、みんな人が良いので穏やかで優しい話になってます。まだまだこれから佐保が成長していくんだろうなという内容なので、これからに期待。
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大火事で両親とはぐれて、吉原に助けら育ててもらった恩を返すべく花魁修行中の"佐保"。
この人はこれを食べたほうがいいとわかるのは…どーなんだろね?
うれしいようなうれしくないような・・・。 -
内容(「BOOK」データベースより)
江戸の大火で両親とはぐれ、吉原の遊郭で育てられた佐保。花魁になるための修業を重ねていた彼女には特殊な力があった。水穀の精微―食物から得られる滋養、養生の極意を、生まれつき備えているというのだ。幕府のお抱え医師の名家・多紀家の五男・元堅は、病に効く食材を言い当てる佐保の力を目の当たりにする。やがて、佐保は医学館に預けられ、病人を救う料理人を目指していく…。美味しくて体にいいグルメ時代小説! -
以前このシリーズの2を読んだので順番は違うけど
薬膳が身近になる1冊. -
「やせ我慢も辛いやね」
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2020.11.20
著者プロフィール
鷹井伶の作品





