マジック・ツリーハウス 47 北の海の冒険者

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 132
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041089521

作品紹介・あらすじ

ジャックとアニーは、本の中の世界につれていってくれる魔法のツリーハウスで、いろいろな国や時代へ、冒険の旅に出かけていた。

ある日、ふたりは、およそ1000年まえの、北極圏の島〈グリーンランド〉へタイムスリップ。そこで出会った青い目の少年と、力をあわせてクジラの子の命を救い、友だちになった。
ところが、その少年の父親は、おそろしい北欧の海賊、バイキングの頭領だった!! ふたりは、なんとかしてそこから逃げだそうと、必死に作戦を考えるのだが……。

中世ヨーロッパに大きな影響を残した北欧バイキングの、知られざる真実に迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 今回はヴァイキングが活動していた頃のグリーンランドの話。

    しかし、今作はキビシい…。比較的楽しく読み進めていける(特にグリーンランドの動物が次々と登場するあたり)のだけど、読後に物語あるいは小説としてどうだったか、というと… (>_<) 「主人公のジャックとアニーが歴史上の人物に会って、その足跡に立ち会った」それだけ。単に史実と動物の紹介で、話の伏線や意外な展開など何もない。強いて言えば、フロッグクリークに素直に帰れなかっただけ。これはちょっと…。

    昔の物語の面影があるとすれば、ジャックが気弱でドジをするところ、アニーが全体に渡ってしっかり者であるところ、か。それから、物語が「ありがとう」という言葉でつながるところか…。

    どうでもいいけど、海のユニコーン・イッカククジラは可愛かった。

  • アニーがイッカクと話をしていたのが、おもしろい。アニーはどんな動物とでも話ができるけど、今回は、助けてあげたイッカクとまた出会って、ありがとうと言ってもらっていた。
    それから、最後、モーガンからのお手紙に使われた羊皮紙に、「ありがとう」と文字がうかびあがった。
    お話が「ありがとう」でつながっているのがいいなと思った。(小4)

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著者プロフィール

現代アメリカでもっとも実績ある児童作家のひとり。ノースカロライナ大学で演劇と比較宗教学を学んだあと、児童雑誌の編集者などを経て、児童文学作家となる。マジック・ツリーハウスシリーズは、1992年より29年間で100作以上が発表され、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの小学校の授業で使われているほか、全世界37か国で1億5000万部を超える大ベストセラーとなっている。

「2022年 『マジック・ツリーハウス 50 ヒマラヤ白銀のゴースト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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