白い森 ~白虎と雪豹のもふもふ大陸の旅~

  • KADOKAWA
4.21
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本棚登録 : 37
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041089613

作品紹介・あらすじ

事故に遭い、獣人の世界に異世界転生したチトセ。気のいい白虎・タイラーと出会い、自分がなぜこの世界にいるのか答えを探す旅に出る。様々な獣と出会う内、突然発情期が訪れたチトセは、タイラーに昂ぶる体を慰められ、意識してしまう。旅の中で、自身が伝説の雪豹の生き残りであると知ったチトセは、種の保存を懸けた争いに巻き込まれるが、タイラーはそんなチトセに温かい居場所をくれて…。

感想・レビュー・書評

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  • ★3.7

  • webで一通り読んで大ファンになり、何度か読み返していたところ電子版が出たので買ってしまいました。
    モフモフものだし、途中4p?とかあるのでダメな人は受け付けないかもしれません。
    私も基本的にはダメなんですが、この作品は例外です。読むとわかるのですが、流れとしてとても自然だったので…。獣人だからというのもあるかもしれません。

    ストーリーは、攻めがずっと探し求めていた番に巡りあうという純愛系のもの。幼い頃に不思議な出会いをした異世界の2人が再び出会い、結ばれます。
    あらすじだけでいうと陳腐なのですが、非常に練り込まれた世界観とキャラクターなので、あっという間にお話の世界に入り込んでしまう。終盤のカタルシスったらもう、胸がいっぱいになります。
    大好きで大切な作品です。webにはない番外編も面白かった。

  • ホワイトタイガーのタイラー×ユキヒョウのチトセ。
    厚みがあったけど、とてもおもしろくてどんどん読み進められました。ずっと唯一を探していたタイラーの背景を知ると胸にズンときました。よかったなぁ。えっちの激しさとか4pとかはちょっと…だったけど。気持ちはわかったけど、できればふたりだけのがよかった。あとなかなか体を繋げない理由もヒェッってなった。
    タイラーのお家の事情ではタイラーと母親が不憫だったな。吹っ切れたようでよかった。トリスタンのようなひとがいてまだよかった。
    チトセが獣身で子どもみたいな行動するのが可愛らしかった。いろんな相手をやり込めるところは小気味よかったなぁ。ユキヒョウ族が絶滅したのって回り回ればヒョウ族のせいじゃないのか。あとサイモンがイラっとしたけど可笑しくもあり滑稽でもあり可哀想でもあり。

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