ジャパン・トリップ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041089859

作品紹介・あらすじ

オーストラリアのローランド・ベイ・グラマー・スクールに通うショーンは、祖母の反対を押し切って日本の姉妹校への「ジャパン・トリップ」に参加する。ショーンのステイ先は和菓子職人の家だったが、そこにはショーンにとって未知の経験がたくさん待っていた! ステイ先のオトウサン・オカアサンも優しくて充実した日々を送るショーンだが、実は日本に来たのにはひとつ、大きな目的があって……? 一方、引率として八年ぶりに故郷・日本へ帰ってきた山中光太朗は様子のおかしい女子生徒ハイリーのことが気になっていた。同じ言語でも伝わらない想いを、違う言語でどう伝えればいいの? 期待の新鋭が描く、コミュニケーションを巡る大冒険!

感想・レビュー・書評

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  • 三年ほど前に図書館で借りて単行本で読んだが、書き下ろし2篇を加えて文庫になったので入手。
    当時の感想は「いろいろな人の気持ちになってみることができるので、主人公たちと同世代の小学校高学年の子から姉妹校交流を体験するような中高生、受け入れ家庭になりうる親御さん、多文化の中で複雑な感情を持つ人みんなに一読を勧めてみたい作品」

  • オーストラリアから姉妹校の大阪の小学校に5日間のショートステイの経験。3日間のホストファミリーとの触れ合いや、一緒に日本に旅行した友だちとの交流。そして引率する日本人教師の気持ちなど、登場する人たちの温かい心に触れられる作品です。海外への気持ちに駆られます。

  • 本屋さんで平積みされてお勧めになってた本。
    著者の岩城けいさんも初めて。

    内容は、オーストラリアの小学校姉妹校の子供たちが日本へ3日間の留学に来るというお話。

    子どもたちは単純そうで、実は色々考えてて感受性が強いって事がよくわかる。
    外国の子どもをホームステイさせるって体験はなかなかないけど、浜松だと国際ピアノコンクールの出演者をホームステイさせるボランティアがあったかな?
    ピアニストなので、受け入れるにはグランドピアノが無きゃダメとか色々ありそうで簡単じゃないだろうね。
    この辺は「蜜蜂と遠雷」にも少し書かれていたね。

    で、外国の子どもたちの場合、それなりに言語が通じない事を大前提として来るので、あまり気にする必要はないようだ。
    例えば、家族全員が英語が喋れるから受け入れるよ・・・って家庭に来たオーストラリアの子は、めちゃくちゃ期待外れな生活/体験をさせられる事になっちゃうわけで。
    まあ、そういう内容です。

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著者プロフィール

大阪生まれ。2013年『さようなら、オレンジ』で第29回太宰治賞を受賞し、デビュー。同作で第150回芥川賞候補・第8回大江健三郎賞受賞・2014年本屋大賞4位。2015年刊行の『Masato』(集英社文庫)で第32回坪田譲治文学賞受賞。他、『ジャパン・トリップ』(角川文庫)、『Matt』(集英社)、『サンクチュアリ』(筑摩書房)の著作がある。

「2022年 『サウンド・ポスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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