こわい本5 執念 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041089941

作品紹介・あらすじ

裕福な家に生まれたものの、母が亡くなり継母に育てられためぐみ。なぜか幼いころからずっと蝶が怖くて仕方なかった。父に連れられ母の墓参りのため別荘へ行くが、なぜがとても怖い。別荘は母が死にめぐみが産まれた場所だった。めぐみを嫌う祖母、そしてそこには壮絶な過去があった……心理的恐怖を描いた「蝶の墓」。田舎で暮らす小野さつきとかんなの姉妹が、おばあちゃんから村に伝わる民話的な奇妙な話を聞き、それが現実の事件につながっていく怪異譚の「ヘビおばさん」。楳図がかつて暮らした奈良県五條市や生まれ故郷の和歌山県高野町、幼少期を過ごした奈良県曽爾村などの風景と伝説が織り込まれた牧歌的要素の強い怪奇ファンタジー「山びこ姉妹」シリーズの第2弾。 ある日、おかねが渕で巨大なうわばみの姿となった女性にさつきとかんな姉妹が遭遇する。ある日、友人の家に遊びに行った二人は、友人の家に新しく迎えられた継母に会い……。【巻末特別企画】横尾忠則対談! 楳図かずお自身による作品解説&解題充実。書下ろしエッセイは清水崇監督!

感想・レビュー・書評

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  • 「蝶の墓」と「ヘビおばさん」収録。
    「ヘビおばさん」の時はまだそれほど絵が怖くない気がして、あまり怖がらずに読めるかな、と思いました。その認識は甘かったか……やっぱり怖いわ。真相がそっちだったというのもまた怖い。
    「蝶の墓」、良いなあ。なぜ少女が異様に蝶を恐れるのか、という謎解き部分にぐっと惹かれます。蛇だの蜘蛛だのに比べると、恐怖の対象としては蝶の方が謎めいているし。何より読者は見ていても怖くないし(笑)。どんどん彼女が追い詰められていくサスペンスも見事だし、恐れていた蝶の正体もミステリ的でとても素敵でした。

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著者プロフィール

楳図 かずお(うめず かずお)1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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