歌舞伎町シャーロック 囚人モリアーティ 解放のXデー (角川文庫)

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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041090053

作品紹介・あらすじ

モリアーティの刑務所での生活は、囚人たちに可愛がられる毎日。だがアルバートや一色たちとの出会いから、彼のゲームは始まっていた――少年から青年へ変貌を遂げた空白の10カ月を描くファン垂涎の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • アニメの描かれなかった空白の時間のお話し。小説を読む前に、アニメを見てからの方が断然内容が入り易いかな、と思う。もちろん、ひとつの物語として読むのも良いが、アニメを見ておくと張り巡らされた伏線がモノの見事に回収される。わたしはこのモリアーティが愛しくてたまらない。心に穴の開いたティーポットを持っていても、どうにか生きるすべはあったのではないかと思う。癖のあるステキな大人たちに優しく包んでもらえたのではないだろうか。

  • 「歌舞伎町シャーロック」で、本編ではあまり描かれなかったモリアーティの収監中の話。扇動者としてのモリアーティが描かれるわけですが、ちょっと物足りないかなぁ。

  • アニメ1期と2期の間のモリアーティのお話
    この小説を読んでから2期を見返すと更に面白く感じるかもしれない!

  • 読了2021.10.03
    モリアーティ空白の10ヶ月を描く。
    東京第七刑務所に収監中の彼にどのような意識の変遷、というか"自覚"が起こったか。

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著者プロフィール

1979年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。ライターとして漫画脚本などを手掛けながら小説の執筆活動を続け、『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(早川書房刊)。同作は続刊も刊行され、「黒猫シリーズ」として人気を博している。ほか、『名無しの蝶は、まだ酔わない』(角川書店)の「花酔いロジックシリーズ」、『ホテル・モーリス』(講談社)、『偽恋愛小説家』(朝日新聞出版)、『かぜまち美術館の謎便り』(新潮社)などがある。

「2021年 『使徒の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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