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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041090114
作品紹介・あらすじ
2009年、都内でバンクシー作とおぼしきステンシル画が見つかった。真贋判定を依頼された「万能鑑定士」の凜田莉子は、都庁に赴きその絵を鑑定。これにて一件落着かと思われたが、その場は序章に過ぎなかった――。ゴッホの真作、漢委奴国王印を巡る謎に次ぐ謎、そしてまさかの真実! 舞台は熱海、福岡、そして日本を飛び出しグアムまで! 再び帰ってきた莉子の知られざる大勝負。シリーズ最後にして最初、最大の事件に挑む!
感想・レビュー・書評
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久しぶりに読んだ、万能鑑定士Qのシリーズ。
色々な美術品が出てきて、解決までが面白い。
まだ独立したての、自信のない感じがある。 -
久しぶりの万能鑑定士。
凛田莉子と言えば、映画の影響もあって、自然と綾瀬はるかが目に浮かぶ。
そんな万能鑑定士が駆け出しの頃のお話。
もう一回全編読み直そうかなぁ。
単純に蘊蓄お披露目の話ばかりなのだけど、それなりに楽しめる。
話題のバンクシーを扱うあたり、マーケティング力は流石。 -
久しぶりでしたが、若き日のQちゃんとは思いませんでした。高校シリーズに出てくる姿とのギャップを楽しみました。グアムも読んでみようかなという気もして来ました。
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万能鑑定士Qシリーズは、完結してたからびっくりして速攻で購入して読んだ。控えめに言って最高。終わりであって始まりでもあるのが良き。もっと読みたいなぁ〜
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物語の時系列が頭の中であやふやになっていたけれど、まだ小笠原悠斗と出会う前のお話でした。
万能鑑定士Qとして走り出して間もない、少し自信が持てなかった頃の凜田莉子。
新しいストーリーで、確かな観察眼や純粋な心に人々が惹き付けられる不思議さをもった彼女を楽しむことができました。 -
バンクシー、ゴッホ、金印、どれも興味深かったです。
ミステリーの部分よりも、鑑定のところがさらに面白かったです。 -
タイトルの番号がゼロで意味深だったが、特に伏線もオチもなかったのが残念。長編だったので物語としての読み応えはあった。ファンが、ここに繋がるのかー、と思うような仕掛けが欲しかった。
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万能鑑定士Qの新刊が読めるとは思いませんでした!しかも、グァムの探偵とコラボ!
まだ店を開いたばかりなので、小笠原と出会う前なので出番無くて残念でした。
自信の無い頃の莉子と無鉄砲なレイのコンビは中々良かったです。とても純粋で人を惹きつける魅力を持っているのに、本人はそれに気づかないけど、それも莉子の魅力なのかな。
莉子と小笠原にもう一度会いたいです。 -
これからの10年
どんなことが起きるのか
いろんな希望があってほしい
いろんな希望に待っててほしい -
2020年7月角川文庫刊。書き下ろし。事件簿シリーズ8作目。1作目の次に位置する話だそうで、別シリーズのグアムの探偵とのコラボも。凛田莉子の行動主義は、探偵レイの勧めによるものだったとかのくだりが楽しい。ところどころのいい加減さが、気になりましたが、コメディタッチの展開なのであまり気にしないことにします。
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久々にQシリーズを読んだが面白い。横浜のバンクシー展に行ってみようと思う。
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星3.5
バンクシーか…
確かにその頃はまったく知りませんでした。
グアムの探偵とのコラボ
Qの読者を引っ張りたいのかな。 -
2009年、街に「力士シール」(シリーズ1巻)が広がり始めたころ
チープグッズから独立して「万能鑑定Q」の店を開いたばかりの凜田莉子は、都庁に呼ばれバンクシーの絵の鑑定にあたる
莉子の出した鑑定結果が波紋を広げ、熱海でピカソの絵の、グアムで国宝の金印の盗難事件に巻き込まれてしまう
自身の鑑定に自信が持てない莉子は、グアムで出会った私立探偵レイの力を借りて謎解きに挑み、盗品の行方を追う
「きみはいままでにない鑑定家になれる。持ち前の記憶力に加えて、探偵並みに動いて情報を集め、不明なところには推理力と想像力を働かせればね」
元祖“人の死なないミステリ”
2010年のシリーズ刊行開始から10周年の記念版
イーストマウンテン・リサーチ社のあの3人も登場する、うれしい完全新作発売 -
急に新作っていうか前日譚?終わったんじゃなかったのか?と思ったら、別シリーズの宣伝かー。話はバンクシーから始まってグアムへ。相変わらず面白かったけど、小笠原さんが出てこないのは何となく物足りない。
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最後は希望で終わる。それがもっとも相応しい。
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まだ力士シール解決に取り組む前のことなので0だろうか。万能鑑定士 と周りからおだてられていることに不安を持った莉子を励ます青年。そして難事件を解き自信を取り戻す話。テンポよく話が進む。できすぎな展開もある。直感と行動が莉子の持ち味。一般人の知らない美術鑑定業界や印刷業界などのコネタが得られる。
著者プロフィール
松岡圭祐の作品
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