- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784041090565
作品紹介・あらすじ
山里の村外れに住んでいる、ごんべえさん。
ある日の夜、布団にくるまってうとうとしていると、
表の戸を、ドンドン叩き、「ごんべえ、ごんべえ」と呼ぶ声がします。
戸を開けると誰もいません。
戸を閉めてまた布団に入ると、「ごんべえ、ごんべえ」と呼ぶ声がするので、
そっと戸に近づき、ガラッと開けると、子だぬきが転がり込んできました。
たぬきをつかまえて、なわでしばったごんべえさん。
「二度とわるさしねぇようにな」
と、こらしめてやることに……。
いたずら好きのたぬきはいったいどうなる??
子供も大人も大笑い!日本語の楽しさが詰まった「落語」の世界。
感想・レビュー・書評
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子だぬきのかわいらしさが、画によって増していて一層ほっこりします。
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子だぬきはごんべえさんと遊びたかったのかな。
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〝ごんべいさん〟は、村の皆から慕われる孝行爺さんです。今夜も村の若い衆と酒盛りをしています。その愉快な笑い声を聞きつけて、山から下りてきて様子を窺う一匹の狸がおりました。夜も更けて、若い衆が帰ってあとにドンドンと戸を叩く音がして「ごんべい!」ドンドン、「ごんすけ!」ドンドン、「ごんたれ!」「ごんたれごんのごん!」とうるさいこと。「ははあ、山の子狸だな」と気づいた権兵衛さん、狸を縛ってしまいます。その翌朝「今夜はたぬき汁だ」と囃し立てる若者をよそに、権兵衛さんは狸の頭を剃りあげて山に返してやりますが・・・。
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2才娘の大のお気に入り。
娘には難しそうだから別の本にしようと促したけど、どうしても借りたいとのことで読んでみたら、意外にも小さい子でも理解できる内容でした。
娘は「ほらね、むずかしくなかったでしょう!」と得意げ。
たぬき鍋の台詞のところだけ飛ばして読んでいます。 -
5年生の単元の落語におすすめ。
たぬきが可愛いし、笑えます。 -
狐は七変化、狸は八変化といわれているが、狸は狐に比べて間抜けなところがある。
ドンドンと戸を叩き、権兵衛さんの名前を呼ぶが、名前をごんすけやらごんごんやらめちゃくちゃ(笑)
権兵衛さんがお灸をすえて、狐風狸にした?というオチですかね。
落語は奥がふかいですな〜 -
良かった
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図書館本。落語にはまる長女に。川端誠さんから落語の世界に足を踏み入れて。この話しはオチが好き~と長女なりに楽しんでます。
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読了
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二回目に借りた本。前回はまだこのブクログを使ってなかったけど、そのときも相当気に入った様子。数多くある絵本からまた探し出すって結構すごいことだよなぁと思う。
娘は「このばかたぬき」というフレーズが気に入ったらしく
著者プロフィール
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