宮廷神官物語 十一 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 253
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041091265

作品紹介・あらすじ

幼い頃に生き別れた弟、葉寧。 その恋人を救い出した鶏冠だが、 落馬して記憶を失ってしまう。一 方、宿敵となった苑遊の陰謀を阻むため旅に出ていた天青だが、王都に戻り目にしたのは残酷な現実で……。

感想・レビュー・書評

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  • 鵬与旬を探す旅から戻った、天青。
    そこには、落馬により記憶を失ってしまった鶏冠がいた。

    ついに、物語の核心である、苑遊と葉寧、そして第一王子の出生の問題と向き合うことに。
    深く秘められた心の傷には、グッとくるものがある。

    もう1巻あると思っていたので、諸々収束し、本編が終わってしまったことに驚き。
    次の新刊は、番外編ということ?

    明示されなかった、女の子の父親が、非常に気になるところ。
    番外編があるなら、ぜひそのあたりを読んでみたい。

  • 怒濤の勢いで物語が進み一気に読了。納得の結末。

    天青と共に鶏冠を助ける過程で苑遊の過酷な過去も分かり、彼がどれだけ鶏冠を欲していたかがわかる。
    天青にとって鶏冠は大切な師であり、自分を救ってくれた人であるように、苑遊も鶏冠の存在に救われたのかもしれないが、こだわりがBLですか?って(笑)

    新大神官はまさかの…ではあるがやっぱりでもある。
    ケロケロおじさんも素晴らしい申し出をした!

    今までの様々な事に対して鶏冠が報われて良かった。
    曹鉄も王子ではない確かな証拠がわかり、スッキリ!

    天青もすっかり成長した姿が頼もしくなってるし、それぞれのその後が垣間見え、気持ちいい読後感を味わえました。
    書き下ろし続編もあるらしく、楽しみです。

  • 鶏冠を巡る争い、ついに決着。
    真面目に王子をやっていたのに巻き込まれ苦難の旅までする羽目になった藍晶が一番不憫な気がする。
    苑遊の拗らせ方がすごかった。彼は風のように生きていってほしい。
    終章はそれから数年後。天青の学友たちのその後も気になるが、櫻嵐の子の父も気になる。
    もうちょっと余韻が欲しいけれど、元のビーンズ文庫版はここで終わったらしいので続編が出てくれてよかった。

  • 完結。あー、ほんと表紙大好きなので、全巻ずらっと並べておきたい。いやーよかったよかった。

  • 宮廷神官物語その11。

    天青は険しい山から曹鉄が王子でないという証拠を持って帰ったが、
    鶏冠は落馬して記憶を失っていた。
    その記憶を取り戻すために、天青は証拠を犠牲にして、
    苑遊の力を借りることにする。
    無事、記憶を取り戻し、鶏冠は弟とも和解し、
    前作登場した田舎神官が大神官となったが、範遊は国を去る。

    ちょっとあっけない展開だった。
    蘭晶が王になり、櫻嵐が母になっていたこともだが、
    範遊の去り際のせいかもしれない。
    この作品だけでは、納得いかないところがあるので、
    先に12を読んでいて良かった、というのが素直な感想だ。

  • 八巻から一気読み。様々な人間模様が絡まる中、活躍するキャラ達が本当に魅力的なシリーズで大好きになりました。仲違いする人の背景もちゃんと描いてくれてるので、悪いだけの人がいないのも良かったです。皆真っ直ぐな気性の人達で読んでいて清々しい。特にボロボロになって人に尽くす鶏冠には、幸せになってと願うばかりでした。

  • ついに完結してしまった。
    最後は大団円のハッピーエンドって何となく分かっていたから安心して読めたけど、出来ることなら苑遊にも幸せになってほしかったなぁ…
    ----
    この作品は巻ごとにある程度内容が完結していたし、展開も早くてすごく読みやすかったです。
    後味の悪さもないし、文書の癖も少なく、児童文学のように子供から大人まで読みやすい物語だと思います。

  • 登場人物に善い人が多くて、最後まで安心して読めました。

    苑遊とか鶏冠の関係が、自分のなかでは消化できない感じでちょっと好きじゃないんだけど、
    まぁ、それ以外は概ね大団円ということで。

  • 最高に面白くて感動のシリーズ!
    まだ終わって欲しくないので、その後をもっと描いて欲しい。

  • ここまで波乱万丈な展開が続きすぎていた中でのこの最終巻の終わり方は本当に良かった。
    今まで沢山登場人物が出てきたけど、どのキャラクターもほんと魅力的で素敵だった。
    ここまで読んできた人は涙なしでは読めない納得の最終巻となっています。
    麗虎国の平和がいつまでも続きますように、みんなが幸せでありますように、心からそう願っています。

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著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「宮廷神官物語」シリーズ(角川書店ビーンズ文庫)など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2021年 『妖奇庵夜話 ラスト・シーン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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