とにかくウツなOLの、人生を変える1か月 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2021年3月24日発売)
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041091357

作品紹介・あらすじ

幸せって何なんだろう……。慢性的な倦怠感を抱く20代後半のOL奈緒が出会ったのはメンタルジムのカウンセラー・ヒカリ。「頭の中を変えるためには言葉を変えればいい」「運を落とすのは迷いなの」「幸せとお金を切り離して考えられない限り幸せにはなれないわ」。仕事に恋にお金、人間関係、ダイエット……人生にまつわる悩みが尽きない奈緒がヒカリの言葉で変わっていく! 今をしなやかに生きるヒントが詰まった応援小説。

<目次>
プロローグ メンタルジムとの出会い
1 心と体のダイエット
2 仕事のやりがい
3 時間の余裕を作るには?
4 お金に振り回されないために
5 人間関係は変えられない!?
6 恋の第一歩とは、自分を愛すること
エピローグ カウンセリング最終回

感想・レビュー・書評

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  • 自己啓発本としては中途半端な感じが否めないし、小説としてはカウンセリングが始まって一度も挫折することもないなんて…上手く纏まりすぎている印象。

    登場人物が少ない割には浅く、物足りなかったように思う。もっと深いところで自分自身や周りとの関係性が変わるのかなぁ、と考えていただけに残念。

  • 初めて読んだはあちゅうさん作品。
    社会人になって仕事にや日常に物足りなさを感じている女性は共感できる人も多い内容だと思います。

    カウンセリング形式で物語が進められていくので自分がカウンセリングを受けている気持ちで読み進めることもできるし、主人公の気持ちに共感できる部分がたくさんありました。

    「やるべきこと」として挙げられていることは他の本に書かれていることと重複することもありますが、私はこの本を通して「行動することの大切さ」「気持ち(考え方)を自分の気持ちのいい方向へ持っていくことの大切さ」に改めて気づきました。

    この本を読了後、私は毎日職場で色々な種類の飲み物を自分のために選んで入れる楽しみを実践しています♪

  • 目的
    仕事に対してなんとなく毎日ネガティブな感情がある自分に境遇が似ている人の話だと思ったから、なにか自分に取り入れられる話があったらいいな

    感想
    すべては自分次第。自分を変えるのは自分。環境や人が変えてくれると思ってたらずっと変わらないまま。そんな人は変わりたいと思ってもどこいったって変わることはできない。

  • 数年前に買って読んでいたけど、時間があったのでふと再読。

    基本だけど大切な、自分を大切にして生きるためのリマインドが色々描かれていてよかった。

    ●痩せたら幸せになるんじゃなくて、痩せたらどんないいことがあるかな?体を動かすたびに軽くて幸せ=一日中幸せってことかも。

    ●体の仕組みはみんな一緒で、選択の連続が今の体型。

    ●誰にでもできる仕事、って投げやりにしないで、メールの返信も資料の作成もこれが自分の仕事なんだって大切にやる。義務感でやるのではなく。

    ●1日の終わりの儀式を自分で決めてリセットしてあげる。

    ●旅行も、せっかくだから名産のアレもしなきゃコレもしなきゃと義務感であれこれする必要はなし。やりたいことをやっていきたいとこに行く、その瞬間を楽しむ。旅するように日々を暮らす。

    自分のためにゆっくりお茶を入れるとか、クッキーをお皿に移して食べるとか、そういうことから自分を丁寧に扱って、自分で選んだ日々を心地よく生きていきたいなと思った。

  • 小説としては、あまりおもしろくはないが、書かれているメッセージは、結構刺さるものがある。

  • はあちゅうさんのVoicyを5年前から遡って聴いているところ。彼女の推薦書をメモしながら、はあちゅうさん熱が高まっているところにKindle Unlimited無料キャンペーンが始まり即読んでみた。

    難解な自己啓発本で説かれていることが、さらっと軽く読める物語に落とし込まれている。

    あとがきの一節も好き。
    「私は、自分の作品が好きだ。過去の自分が書いたものに励まされたり、面白がらせてもらえたことが何度もある」

    ーーー

    いちばんのメッセージは、自分軸を持つ、主体的に生きる、ということ。
    同じ仕事をつまらなくするも、おもしろくするも自分。
    使ったお金が浪費になるか、投資になるかも自分次第。
    「不幸を誰かのせいにしている限り、立ち直るきっかけも他人任せになってしまう」

    人を羨んだり妬むのは、その人を表面的にしか見ていないから。自分に悩みがあるように、人にも悩みがある。相手の視点を持とう。
    これは正に『妬まずにはいられない症候群』で学んだ人を妬まなくなる方法。

    お金を使うと、お金を使う価値のある自分だ、と思える ようになる。

    イメージできる願いは叶う。実現したい夢は具体的に思い描こう。

  • 恋愛、人間関係、お金あらゆる悩みが人生にはつきもの。

    そんな悩みに、エピソードを加えて大切な考えを教えくれるステキな本です。

  • ほんっっっとうに大好きな本の一つ。
    人生で初めて繰り返して読む本に出会えたし、読み過ぎて古くなったから今は2冊目を読んでる(笑)

    幸せになりたいと望むなら、まずは今の自分の幸せに向き合う事。そして心から望むなら、叶えるための努力するだけ。当たり前のことだけど、改めて言葉として吸収すると違ったように感じられる。  

    人生から目を逸らさずに努力すればどんな事も叶えられる気がする、初めて読んだ時はそんな自信が湧き上がってくる素敵な本!

    ただ、最後にかけて吉田への気持ちの変化が少し雑なような、とんとん拍子に行き過ぎなような気がしたり、展開が見えすぎていたのが唯一好きじゃない、、、(ー ー;)

    物語ではあるが、自己啓発に近い^o^





  • ストーリーがあるので、主人公が変わっていく姿を見て、自分も!と奮起できる。

    ヒカリさんの投げかける言葉や奈緒の気付きは、決して真新しい考えではなく、どこかで聞いたことのあるフレーズだけど、自分で決めて自分で行動しないと勝ち取れないもの。

    自己啓発本を読み漁るだけで実行に移せずじまいだったり、日々忙しくて自分とゆっくり向き合う時間が無く、考え方が凝り固まってしまっている人ほど、この本は効用を発揮するんじゃないかと感じた。

    前向きな気持ちになりたくて読み始めたので、期待通りの内容で満足です。

  • あとがきで小説と自己啓発本の中間くらいの本になってしまったと書いてあるように普段から小説しか読まない私にはあまり刺さらなかった。紅茶が飲みたくなるな〜くらいに読んでたかな。自己啓発本に惹かれないのは今の自分に必要のないものだからだと思うけど自分が欲しい物、これじゃなきゃ満足を得られないものを知ってるからかなとこの本を読んで気づいた。
    主人公とヒカリさんの対話がメインで掛け合いが心地良い。所々太字にされてあるけどそこよりふとした時に書かれてる内容の方が響いた。
    文句を言ってるだけでは何も進まないし、自分で自分の行動に制限をかけていることの方が多いのだと気付かされる。
    「私の仕事も、誰かにとっては憧れの仕事なのかもしれない」
    仕事をする時はこの精神でやっていこう。

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著者プロフィール

ブロガー・作家。慶應義塾大学法学部卒。広告会社、ベンチャー企業勤務を経て独立。2018年に事実婚を発表し、2019年に出産。様々な媒体で発信活動を続けている。『半径5メートルの野望』『通りすがりのあなた』『仮想人生』など著作多数。「週末野心手帳」や「自分への取材手帳」など商品プロデュースも手掛ける。インスタグラム・ツイッター/@ha_chu

「2021年 『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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