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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041091401
作品紹介・あらすじ
イシグロキョウヘイ監督自らが書き下ろしたノベライズが登場!
ノベライズでは映画にはないシーンも収録!
17回目の夏、地方都市。コミュニケーションが苦手で、人から話しかけられないよう、
いつもヘッドホンを着用している少年・チェリー。
彼は口に出せない気持ちを趣味の俳句に乗せていた。
矯正中の大きな前歯を隠すため、いつもマスクをしている少女・スマイル。
人気動画主の彼女は、“カワイイ”を見つけては動画を配信していた。
俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、
見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルが、
ショッピングモールで出会い、やがてSNSを通じて少しずつ言葉を交わしていく。
――最もエモーショナルなラストシーンに、あなたの感情が湧き上がる!
感想・レビュー・書評
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人とのコミュニケーションが苦手でヘッドフォンをすることで他人と距離をとっている少年と、自分のチャームポイントだった大きな前歯が急にコンプレックスになり矯正し、人前でマスクが外せなくなってしまった女の子が出逢ったひと夏の物語。
人前でうまく話せない少年が紡ぎ出す短歌がとても素敵で、ショッピングモールの人たちも皆愛が溢れていて、思春期の皆が見るにはちょうどいい一冊じゃないだろうか。
とりあえず、本よりアニメの方が良さそうなので(笑)、そっちを見てみようかなと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
俳句は、若い人たちにこそおすすめだと思う。この映画(小説)に登場する俳句のほとんどは高校生作なんて。表題の「サイダーのように言葉が湧き上がる」や、「夕暮れのフライングめく夏灯」なんか、感性が爆発した句だと思う。到底思い付かない。
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現実離れしてるのがうりなんだろうけど
あまりにも情景が理解できなかった -
建物とか風景の描写がわかりづらくて読んでても頭に入ってこない・・途中で読むのをやめました。やっぱり映画見ることにします
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sc