継母の連れ子が元カノだった4 ファースト・キスが布告する (4) (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (2020年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041091647
作品紹介・あらすじ
親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。
“家族”らしさも板についてきた二人だが、ときおりあの頃の思い出が蘇り、やっぱりお互いが気になる日々で――。
そんな夏休みも半ば、伊理戸一家は父方の実家に帰省する。
「水斗くんじゃ~ん!! ひっさしぶりぃーっ!!」
水斗をハグで出迎えたのは、親戚の清楚風陽キャお姉さん・種里円香。
なぜか彼女には従順な水斗に、結女は察する――この人、水斗の初恋相手!?
昔の恋は振り切って、今の関係――“きょうだい”を受け入れたはずの元カレと元カノに、未練が渦巻く三度目の夏祭りが訪れる。
結女の決断に元カップルが大いに揺れ動く、夏休み帰省編!
感想・レビュー・書評
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紛れもない傑作
水斗の父方の実家への帰省編
いつものように視点を交代しつつ物語は進んでいくが、
本巻の主人公は間違いなく結女
水斗が育った環境、周囲の人々、
彼の行動がパズルのように組み合わさり、
出てきた結論に結女がとった行動は?!
作中の山場が二回あり、
特に後半の結女の決意の場面は、屈指の名シーンでした
ラストシーンの連続イラストもとても素敵でした
次回、新章!!♪( ´▽`) -
なんかちょっと内容がくどいというか、目新しさがなくなってきている気がする。
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引き続き、新刊に向けての読み直し。
これから生涯でただ一冊しか物語を読めないとしたら(よくある仮定の話のタネで)、そのお供になり得る候補の一冊です。候補自体は、他にも何冊かあるんですけども。
古典の名作コメディ映画のような軽快なテンポと、どれだけ言葉を尽くしても足りない濃密な一瞬、そしてその残滓が一冊の中に溶け込み合い、互いを引き立てる傑作です。 -
この物語は、ハイスピードで進んでいく関係を描くのがとても上手で、この巻でも手を止める暇なく読み進めてしまいました。
メインシナリオとそれに付随するサブシナリオの両方が存在することによって、読み疲れしないというのも飽きることなく読み進められる要因の一つかもしれません。
今巻で起きたことによって今後どうなっていくのか。
とても気になります。 -
そういうところが、好きだったから。終わった初恋と“今”が交差する帰省編
親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。
“家族”らしさも板についてきた二人だが、ときおりあの頃の思い出が蘇り、やっぱりお互いが気になる日々で――。
そんな夏休みも半ば、伊理戸一家は父方の実家に帰省する。
「水斗くんじゃ~ん!! ひっさしぶりぃーっ!!」
水斗をハグで出迎えたのは、親戚の清楚風陽キャお姉さん・種里円香。
なぜか彼女には従順な水斗に、結女は察する――この人、水斗の初恋相手!?
昔の恋は振り切って、今の関係――“きょうだい”を受け入れたはずの元カレと元カノに、未練が渦巻く三度目の夏祭りが訪れる。
結女の決断に元カップルが大いに揺れ動く、夏休み帰省編!