継母の連れ子が元カノだった5 あなたはこの世にただ一人 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041091654

作品紹介・あらすじ

親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。
結女が気持ちを決めたあの夏祭り以降、余計にお互いが気になる日々で――。
そんな夏休みも終盤、いつも通り水斗の部屋に入り浸っていたいさなは、水斗とのじゃれ合いを結女の母に見られてしまい、
「東頭さんが、水斗の彼女になっちゃった」
いさな=水斗の元カノという勘違いが、『今カノ』へとランクアップし!?
さらに、いさなの母には結婚しろとまで言われ、結女が攻めあぐねるなか着々と外堀は埋まっていく!
そして、いさなと水斗の噂は、新学期の高校にも伝わって……。
純真健気な片想いと、再び萌ゆる初恋の行方は――!?

感想・レビュー・書評

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  • いさなの気持ちがよくわかる。
    自分は変わっている。天才は変人が多いというけど自分は天才のような、変人ではない、自分で抱え込んで悩んで悩んで、、、
    紙城先生書いてて気持ちよかっただろうな〜

  • 前回、水斗と向き合う決意を固めた結女でしたが、冒頭から何というポンコツっぷりか!二人のラブコメは結女の自爆により全く進みません。むしろ今回は、葛藤するいさながヒロインで、モノローグから伝わってくる彼女の思いが痛いほど心に刺さってきました。そして、副題の意味するところが分かったときは鳥肌が立ちました。水斗との絆が深まり、真に『親友』になれて本当に良かった。一方、結女と水斗の関係は?友人たちの応援を背に、水斗と結女はお互い素直になれるのか。今後の展開が大いに気になるエピローグでした。次回が楽しみです。

  • ラブコメ、始めました

    全編を通して一人称視点は変わるものの
    今回は完全に東頭いさなメインのエピソード

    変わり者と呼ばれた彼女の真意とは?
    あとがきに語られるとおり、行動や発言は
    書かれているものの、ホントの気持ちが
    描かれることの少なかった彼女の気持ちとは?

    途中、少し憂鬱な気分になりそうなところも
    ありました。それでもこの結末は好きです
    みんな笑って次に進みたいですね

    ラストの発言で、ついにラブコメが始まる予感、、
    水斗の気持ちが判明して、ここからがスタート!!

    引き続き次巻も楽しんでいきます♪( ´▽`)

  • 「東頭さんが、水斗の彼女になっちゃった」!? 純真な片思いの行方は――

    親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。
    結女が気持ちを決めたあの夏祭り以降、余計にお互いが気になる日々で――。
    そんな夏休みも終盤、いつも通り水斗の部屋に入り浸っていたいさなは、水斗とのじゃれ合いを結女の母に見られてしまい、
    「東頭さんが、水斗の彼女になっちゃった」
    いさな=水斗の元カノという勘違いが、『今カノ』へとランクアップし!?
    さらに、いさなの母には結婚しろとまで言われ、結女が攻めあぐねるなか着々と外堀は埋まっていく!
    そして、いさなと水斗の噂は、新学期の高校にも伝わって……。
    純真健気な片想いと、再び萌ゆる初恋の行方は――!?

  • 現時点では言語化に難い彼と彼女のその関係に、何かしらの枠組を当てはめて無理やり言語化すること自体が甚だ間違ってるとは思うのだけれど、大前提として『友達以上』の関係であることに違いない水斗といさなの関係は、親友同士のそれというよりソフレのそれに近いと個人的には思った。(セフレだのポリアモリーだのといった歪な友人・恋人関係が現に実在しているわけだし…)。
    上記の関係が常人(ここでは部外者)のもつ感性からした『友人・恋人』関係から大きく逸脱したものだったとしても、水斗・いさなの両者がフリーな状態であり、かつ当人合意の上で上の契約が成立している以上、在る種『メリーバッドエンド』にも似た二人のその関係は、いち読者としては非常に微笑ましく感じた。

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著者プロフィール

京都府生まれ。集英社ライトノベル新人賞優秀賞を受賞し、2015年『ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件』(ダッシュエックス文庫)でデビュー。ほか、カクヨムWeb小説コンテストラブコメ部門大賞を受賞し刊行された『継母の連れ子が元カノだった』(角川スニーカー文庫)、『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?』(MF文庫J)などの著作がある。

「2021年 『僕が答える君の謎解き 2 その肩を抱く覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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