心霊探偵八雲12 魂の深淵 (12)

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感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041091814

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計700万部突破、16年間に渡って読者に愛されてきた「心霊探偵八雲」。そのフィナーレを飾る、待望の完結作がついに発売!!堂々たるラストを見逃すな!!

感想・レビュー・書評

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  • 長期連載でご無沙汰していたけれど、とっても読みやすくて500ページ近くをあっという間に読み切ってしまった。
    ひたすら悲しい展開が続くので、八雲の憎まれ口が恋しくなった。
    晴香ちゃんもピンチだし、皆精神的に追い詰められる。
    そんな中でも石井さんや真琴さんがしっかり足を踏ん張っているところは格好良かった。
    ハラハラしながらも結末は予想通りで意外性はなかったかな。
    連載お疲れ様でした。

  • シリーズ完結
    最期はべたな感じなのかもしれないけれど、
    私的には満足です。
    やっぱり、幸せな気持ちで読了したいですもん。
    登場人物がみんな光の方向に進んでいけたことが
    うれしい限りです。

  • ついに完結しました!前回とても気になるところで終わっていたので…今回もそのまま晴香ちゃんがずっと回復しなくて、絶対回復するはず!!と思いながら読み進めたので、最後は嬉しかったです。やっと八雲君と結ばれて。
    七瀬美雪の過去もわかりました。
    心霊探偵八雲シリーズとてもおもしろかったです。

  • 前作の衝撃的なラストから、今作も重苦しい雰囲気で物語は進む。昏睡状態が続く晴香と、彼女を助けられなかったことを悔やみ、自らの命ですべてを清算しようとする八雲、そんな八雲を止めようと奔走する後藤たち。

    外伝的なものを加えると全19作、15年以上にわたって続いたシリーズもついに完結。
    神永作品と言えば、その読みやすさと映像が目に浮かぶようなスピード感が持ち味だと思う。今作も500ページ近くあるけれど、一気に読めた。
    本編だけでも12作あるので、八雲の父である雲海と七瀬美雪が仕組んだ心霊現象に八雲が巻き込まれるという毎度のパターンに正直飽きてきた時期もあった。
    でも、過酷な生い立ちから心を閉ざしていた八雲にとって、他人との絆を育むためにはそれだけ多くの事件、時間をともにすることが必要だったのかも知れない。

    これまでも口には出さなくても、後藤たちとの絆や、晴香への想いは感じることが出来たけれど、今回初めて言葉や態度で示した八雲に、長年読み続けた読者としては感慨深いものがある。

    今まで憎むべき敵であった雲海と美雪だが、その生い立ちや人生をたどる内に、彼らも被害者であったことが分かる。そして、2人がとった意外な最後の言動。彼らがしたことは許されないけれど、すべての人に救いがあるいいラストだと思う。

  • 面白くて一気読みしました。
    最後までハラハラしたけれど、ハッピーエンドでホッとした。
    心霊探偵八雲。恐いというよりは悲しみがつまった作品。
    どんなに辛くても生き抜く、その先がハッピーエンドで良かった。
    長いシリーズでキャラクターへの愛着もあったので完結したのは残念。
    あとがきに書いてあったけれど、もし続きが出たらぜひ読みたいです。

  • ついに完結!!
    晴香が昏睡状態になり八雲は一人で七瀬美雪を追う。後藤達も八雲を止めるために必死に調べ追いつこうとする。
    雲海の『生きろ』『それでも生きろ』にぐっときた。確かに何を今さらとは思うんだけど…
    みんな幸せになってほしい。

  • 晴香が昏睡状態になり、八雲は絶望する。深雪の生い立ちを追いかけながら、八雲は一人で深雪のもとに。

  • ついに完結!
    もうすべて回収してくれてありがとう!
    とはいえ寂しい…毎回次はと期待していたから。
    でも、完結おめでとうございます!

  • シリーズが終わるということで寂しい気持ちですが、良い終わり方だったと思います。

  • 道徳的なことを考えさせられたなと私は思った。
    大切な人を救うためなら罪なき関係ない他人を殺してもいいのか、過去や自分の人生が全て悪かったから何をしても同情で済まされるのか、簡単には答えを出せないからこそ登場人物たちの人間臭さが出ていて面白かったし、よかった。最後に生きていてよかった。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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